Source:毎日新聞 2015年10月25日、Googleニュースより
【ニューデリー金子淳】ネパールは25日、約9000人が死亡した大地震の発生から半年を迎えた。被災地では今も食料や仮設住宅が足りていない。厳しい冬を前に、支援団体は時間との闘いを強いられている。
国連の発表によると、70万世帯にテントや避難所を提供し、これまでに140万人に食料支援を行った。だが、遠隔地を中心に8万世帯以上が食料やテントなどの支援を必要としているという。
9月に公布された新憲法に対する抗議活動による政情不安が続く中、インドとの国境付近では物流が滞っている。このため、インドからの輸入に頼っていたガソリンなどの燃料不足が深刻化。冬季の支援物資の配布に影響する可能性もある。
大地震は4月25日に発生。国内だけで8974人が死亡し、約90万棟の建物が全半壊した。
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