2015年11月2日月曜日

起業家・向田麻衣「ネパール発の化粧品」を作った理由

Source: TOKYO FM+ 10月30日(金) ヤフーニュースより

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「ディアフレンズ」に、起業家の向田麻衣さんが出演。ネパールで女性支援の活動を続ける向田さんが、ナチュラルコスメブランド「Lalitpur」立ち上げの経緯について語りました。


坂本「私たちの出会いはニューヨークでしたね。私の夫がインタビューをして、麻衣ちゃんの活動を知ったんです。向田麻衣さんはいろんな顔を持っていて、肩書きがいろいろあるんですが、ひとつ、情熱を注いでらっしゃるのが、コフレ・プロジェクトですね」

向田「10代の頃にネパールという国と出会い、実際に訪ねる機会がありまして。そこで出会った女性たちに、より元気に、幸せになってほしいという気持ちが芽生えたんです。どうしたら喜んでもらえるのか?をリサーチしてヒアリングしたところ、お化粧やお洒落をすることに興味があるという声がたくさんあったので、化粧品を持って現地を訪ねたんです。そこでお化粧をするワークショップを開きました」

坂本「何年ぐらいやられているんですか?」

向田「2009年にスタートしました」

坂本「その様子は『情熱大陸』でも取り上げられていましたよね。ネパールの女の子たちはお化粧を知らずに育っているんでしょうか」

向田「お化粧の定義をどこまで広げるかによって変わりますが、私たちが普段使うようなアイシャドウやファンデーション、ファンデーションのベースになるようなものを使うことはないですね。でも、ネパールには昔から“カジャル”と呼ばれるアイライナーがあって。自家製で、ハーブをいぶしてとった炭でできているもので、おばあちゃんが孫が生まれたときに、男女問わず、魔除けや目の健康を願って目の周りを炭でくるって囲むんです。そういう意味では、彼女たちにとって、化粧は実は身近なものなんです」

坂本「でも身を飾るもの、自分をアピールするものではないってことですよね。『かわいくなりたい!』という気持ちは世界中みんなそうかなと思います。それで、ネパールでは、恵まれない環境の子たちとの出会いもあったと聞きました」

向田「ネパールって、インドと中国に挟まれた小さい国なんですけど、実は年間1万人から1万5000人の少女たちが、インドに、国境を越えて売られていくという事実があるということが徐々にわかって、そういうことを支援しているNGOに出会ったり、そこが作ってるシェルターに暮らしてる子たちに出会ったりということがあって、コフレ・プロジェクトの活動をシェルターで行うようになったんですね。そういった傷ついた女性たちをなんとか笑顔にしたいなと思って、彼女たちにワークショップを始めたんです。それから2年ぐらい経つと彼女たちも成長してきて、就職するとかそういうタイミングを迎える子たちを見ていて、彼女たちがどんなに職業訓練を受けて仕事ができるようになったとしても、就職先が見つからないという背景を知って。そもそも女性の仕事が少ないというのもあって、何かできないかと考えて。それと同時に自然豊かなネパールの魅力を日本に届けたいと思って、コスメブランド『Lalitpur』を立ち上げました」

坂本「私もLalitpur、大好きです! 麻衣ちゃんに石鹸とバスソルトをもらったんですが、石鹸はふわふわの泡立ちでミルキーで懐かしい感じがあるし、でも泡切れがよく、最後はしっとりする不思議な石鹸。メインの素材は何を使っているんですか?」

向田「ヤクのミルクを入れています。ヤクって標高が高いエリアにしか生息していないのでとてもタフなんです。お乳に含まれている脂質も牛乳の14倍でアミノ酸も豊富に含まれているんですよ。ファーマーさんたちは普段ミルクを絞ってチーズを作って生計を立てているんですが、私たちはそれを一部いただいて、石鹸を作っています」

(向田麻衣さんは、10月29日木曜日に、TOKYO FMの番組「坂本美雨のディアフレンズ」に出演しました)

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