トレッキングを選んだのは、紹介された旅行代理店がトレッキング専門だったからです。初めてのトレッキングとネパールの文化や風習など感じた事、経験したことを写真とともに紹介します。

●トレッキングの準備編
日本ではすぐ集められるものが、オーストラリアでは思うようにそろえられないことを改めて感じました。衣類は希望の値段でもサイズがなかったり、日本で手ごろな値段で購入できる雑貨が以外と高かったり。

通販も日本のようにすぐに配達というわけにはいかず、トレッキングに必要なものがそろうまで時間がかかりました。ネパールのカトマンズ周辺にはいくつもトレッキング用品店があり、衣類などは現地調達も十分可能だったことは現地に行ってからわかりました。

今回のトレッキングで目指すのは、アンナプルナ連峰の一部、トロン・ラです。標高は5416mあります。衣類は防寒・防風対策が必要になりますが、3週間という旅の長さを考えると量はあっても軽量化を考える必要がありました。山の上での低温を考えてしっかりと防寒された寝袋、レイヤーで3~4層重ねられるウエア、軽い厚手のコートなど。

他にはカメラやレンズも準備。荷物の軽量化を考える際に、現地移動での運搬方法も合わせて考慮していかなければなりません。



●荷物の運搬ではポーターが活躍
ネパールは、世界最高峰のエベレスト(8848m)を代表に6000~7000m級の山が多くあります。それらの山にトンネルはなく、公共交通機関さえも網羅されていない環境。その中で人々の生活の足となるのは、ポーターと呼ばれる職業の人々や馬やロバです。

トレッキングは距離が長いため、3週間分の荷物を持ち歩くことになります。ポーターは荷物の運搬係です。彼らが運べる荷物は約20キロぐらいと言われているため、今回のグループでポーターに託す荷物はひとり7.5kgと制限がありました(ポーターが1名が2名分の荷物とポーター自身の荷物を運ぶため)。また、毎日の宿の手配は地元の山をよく知る人の存在が必要です。

●現地をよく知る地元のスタッフが準備にアドバイス
地元の案内役をしてくれたのは、G・アドベンチャーのネパール支店スタッフ。G・アドベンチャーは世界各国に支店を持つカナダ発のアドベンチャー専門旅行代理店です。現地のスタッフは派遣ではなく、地元で生まれ育った人たち。だからこそ地元のことを知っていて、人とのつながりがあり、とても心強い存在でした。現地ならではの細かいアドバイスを準備段階からしてもらい、行く前の不安をかき消してくれました。

初めての土地、ネパール訪問の準備はこうして進められて行きました。
《Australia photographer Asami SAKURA》