Source: http://www.sankei.com/world/news/150925/wor1509250063-n1.html、Googleニュースより
ネパールでこのほど公布された新憲法をめぐり、南部の少数派住民が反発、25日までに隣国インドとの国境で物流が滞るなど混乱状態となった。ネパールは内陸国で、石油など主要物資は南のインドから運ばれるため、国境周辺の緊張が高まっている。
緊張を受け、ネパールのコイララ首相は対応のため予定していた国連総会出席を中止した。
20日に公布された新憲法では、ネパールを7州の連邦による世俗国家とした。南部の少数派は「マデシ」と呼ばれるインド系住民で、新憲法による州の区分けで居住地域が分断される可能性があるとしてデモを繰り返している。
南部ビルガンジでは24日、数百人の住民が当局と衝突。国境周辺で住民が座り込む姿も見られ、インドからの物流は25日、激減した。インドが少数派に理解を示していることから、ネパール国内では、インドが物流を妨害しているとの指摘も出ている。(共同)
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