英俳優ベネディクト・カンバーバッチさんが10日、バッキンガム宮殿でエリザベス女王から大英帝国勲章司令官(CBE)を授与された。BBCドラマ「シャーロック」で人気のカンバーバッチさんは、俳優業と慈善活動での貢献を評価された。
BBCの取材にカンバーバッチさんは「最高です。とても緊張しますが。準備のしようがない、ほかに例のない独特の行事なので。ここにいられてとても光栄ですし、こうして評価されてとてもありがたいです」と話した。
エリザベス女王に会うのは初めてというカンバーバッチさんは「素晴らしかったです。初めてお会いして、こうして叙勲していただくのは得難い体験でした」と喜んだ。
式典には演出家の妻ソフィー・ハンターさんも出席した。
カンバーバッチさんは現在、マーベル映画「ドクター・ストレンジ」の主役として撮影中だが、その前は8月から10月末まで3カ月間、ロンドンのバービカン劇場でシェイクスピアの「ハムレット」に主演していた。
<ビデオ>叙勲されたカンバーバッチさんインタビュー・ロングバージョン
「今は何をしているのかと尋ねられたので、バービカンで3カ月公演を終えたばかりですと申し上げると、『ああ、見ましたよ』と。『そうなんですか?』と聞き返すと、『いえ、そうではなくて』と。そうですよね。劇場でご覧になったわけではなく、やっているのをご存じだったということです」
「ネパールでマーベル映画『ドクター・ストレンジ』を撮影していた夕べ戻ってきたばかりだとお話ししました。そのあとはすぐに『シャーロック』の第4シリーズに突入ですと申し上げると、『まあ、終わりがないですね』とおっしゃって」とカンバーバッチさんは笑った。
さらに女王は自分が「シャーロック」のファンか「おっしゃらなかった」が、王室の大勢がファンで「何話かは見ていると教えてもらっています」とカンバーバッチさんは話した。
叙勲を知らせる手紙を受け取った当初は「何かの間違いだと思いました。誰かがミスをしたんだろうと」と言うカンバーバッチさんは、CBEになったからといって、自分が大事だと思うことについて発言するのは止めないと話した。
バービカン劇場での公演でカンバーバッチさんは毎回、シリア難民の子供たちのために募金するよう観客に呼びかけていた。
「世間の注目を集めている人は誰でも、自分がそのときに関心を持っていることについて注目を集められる、そういう力を持っていると思う。それが大事なテーマでも政治でも。バービカン劇場ではシリアの子供たちのために『セイブ・ザ・チルドレン』のために募金を呼びかける貴重な機会を与えられていた」
「自分に発言力があって、一定数の人数が僕の言うことに耳を傾けてくれる、そういう特権的な立場に自分はいる。(CBEになって)それが変わるかは分からないが、これで自分を変えることは絶対にしない」
「ものすごい栄誉だけれども、今後も自分の思ったことを発言し続ける。世界の何が正しくて何が間違っていると思うかについて。発言にふさわしい時には。けれども今は、ふさわしい時ではないので」と、カンバーバッチさんは今後も時事問題について発言していく姿勢を示した。
(英語記事 Benedict Cumberbatch receives CBE)
BBCの取材にカンバーバッチさんは「最高です。とても緊張しますが。準備のしようがない、ほかに例のない独特の行事なので。ここにいられてとても光栄ですし、こうして評価されてとてもありがたいです」と話した。
エリザベス女王に会うのは初めてというカンバーバッチさんは「素晴らしかったです。初めてお会いして、こうして叙勲していただくのは得難い体験でした」と喜んだ。
式典には演出家の妻ソフィー・ハンターさんも出席した。
カンバーバッチさんは現在、マーベル映画「ドクター・ストレンジ」の主役として撮影中だが、その前は8月から10月末まで3カ月間、ロンドンのバービカン劇場でシェイクスピアの「ハムレット」に主演していた。
<ビデオ>叙勲されたカンバーバッチさんインタビュー・ロングバージョン
「今は何をしているのかと尋ねられたので、バービカンで3カ月公演を終えたばかりですと申し上げると、『ああ、見ましたよ』と。『そうなんですか?』と聞き返すと、『いえ、そうではなくて』と。そうですよね。劇場でご覧になったわけではなく、やっているのをご存じだったということです」
「ネパールでマーベル映画『ドクター・ストレンジ』を撮影していた夕べ戻ってきたばかりだとお話ししました。そのあとはすぐに『シャーロック』の第4シリーズに突入ですと申し上げると、『まあ、終わりがないですね』とおっしゃって」とカンバーバッチさんは笑った。
さらに女王は自分が「シャーロック」のファンか「おっしゃらなかった」が、王室の大勢がファンで「何話かは見ていると教えてもらっています」とカンバーバッチさんは話した。
叙勲を知らせる手紙を受け取った当初は「何かの間違いだと思いました。誰かがミスをしたんだろうと」と言うカンバーバッチさんは、CBEになったからといって、自分が大事だと思うことについて発言するのは止めないと話した。
バービカン劇場での公演でカンバーバッチさんは毎回、シリア難民の子供たちのために募金するよう観客に呼びかけていた。
「世間の注目を集めている人は誰でも、自分がそのときに関心を持っていることについて注目を集められる、そういう力を持っていると思う。それが大事なテーマでも政治でも。バービカン劇場ではシリアの子供たちのために『セイブ・ザ・チルドレン』のために募金を呼びかける貴重な機会を与えられていた」
「自分に発言力があって、一定数の人数が僕の言うことに耳を傾けてくれる、そういう特権的な立場に自分はいる。(CBEになって)それが変わるかは分からないが、これで自分を変えることは絶対にしない」
「ものすごい栄誉だけれども、今後も自分の思ったことを発言し続ける。世界の何が正しくて何が間違っていると思うかについて。発言にふさわしい時には。けれども今は、ふさわしい時ではないので」と、カンバーバッチさんは今後も時事問題について発言していく姿勢を示した。
(英語記事 Benedict Cumberbatch receives CBE)
0 件のコメント:
コメントを投稿