2015年11月24日火曜日

憧れのネパール、首都カトマンズから旅がスタート…到着編

Source: http://cyclestyle.net/article/2015/11/20/30023.html
2015年11月20日(金)

半年ほど前に大震災に見舞われたネパール。余震の心配は多少あったものの、映画『エベレスト 3D』が公開をきっかけにネパール旅行を決断しました。

前回:憧れのネパール、タイムスリップした日本を感じさせる国…生活環境編

手配をすべて任せていたのがアドベンチャー専門の旅行代理店だったため、今回の旅の目的はトレッキングに。とは言っても、私にとって本格的なトレッキングは初めてだったため不安もあった旅となりました。



●ネパールはトレッキングの聖地
本格的な山登りに比べて低負荷ではあるものの、長期間に渡って山麓を歩くトレッキング。ネパールはこのトレッキングの聖地となっているために市内には多くのトレッキング専門店が軒を連ねていました。

●車やオートバイのクラクションが鳴り響く首都カトマンズ
私の住むオーストラリアの南オーストラリア州からネパールへの空路に直行便はないため、今回はヴィクトリア州からマレーシア経由でネパール入り。ネパールは観光でもビザ(滞在許可証)が必要になるため、現地空港でビザを手配しました。

空港を出てタクシーの客引きをかき分けて、今回参加する旅行代理店「Gアドベンチャー」の迎えのクルマに乗りました。首都カトマンズ市内にある初日に宿泊予定のホテルまでは30分ほど。縦横無尽に走るクルマやオートバイのクラクションが鳴り響くなか、ホテルへと向かいます。



●旅のメンバーはドイツ、英国、ベルギーと多国籍
宿泊先では、一緒にトレッキングをするメンバーが夕方から集まりミーティング。旅行代理店のGアドベンチャーは世界各国に支店を持つため、メンバーもインターナショナルな面々でした。

ドイツ、英国、ベルギー、そしてネパール人リーダーとサブリーダーを含む9名(翌日ドイツのメンバーが2名加わり計11名になった)。初日はほとんどのメンバーが緊張していたせいか、自己紹介は出身地と名前くらいに終わりました。

その後リーダーから、これからのトレッキングの日程とトレーニングや高山病の予防のための注意事項などの話がありました。



●今回のトレッキングを成功させるための最低限のこと
1.スタートする翌日から最低2リットルの水分を摂る(高山病を予防するため)
2.夜の睡眠を十分にするために日中は眠らない
3.どんなに緩いところでも急がない(長期間に渡り歩き続けるための持久力保持のため)
4.気持ちはポジティブに

ミーティング後、夕食となり少しずつ打ち解けていったメンバー。部屋に戻る前にポーター(トレッキングの際に荷物を運ぶ運搬係)に荷物を預けるための専用バックを受け取りました。翌朝までにザックの中身をすべてポーター専用バックに詰め替える必要がありました。

翌日、このカトマンズからトレッキングをスタートする場所へと移動を開始しました。
《Australia photographer Asami SAKURA》

ネパール=中国との関係強化、南アジアに新しいエネルギー政策の流れ

Source: https://www.rim-intelligence.co.jp/news/select/category/AsianViewPoints/article/596160

Googleニュースより,2015/11/20 

 ネパールの新憲法が、インドとネパール間の関係に亀裂をもたらし始めている。これと同時に内陸国であるネパールは、インドに対するエネルギーや貿易の過度な依存を引き下げようとしている。

 事の発端はネパールで制定された新憲法。この新憲法では、ネパールを7つの自治区に分割するとしている。インドはこれについて、ネパールの南部地域の住民が過度に反応する可能性を危惧している。メデシスおよびタルといった部族が居住するテライ地域では、各自治区に設定された境界線を不服として政治的な問題に発展している。この2部族でネパールの人口の40%を占めており、メデシス族は特にインド人とのつながりが深いことで知られている。このため、インドはこの動きが同国に波及することに気を揉んでいる。

 ネパールはこれまで、インドと良好な関係を維持してきた。事実、インド石油(IOC)は過去40年に亘り、ネパール石油(NOC)との契約に基づいてインドの国内相場でディーゼルや灯油といった石油製品をネパールに供給している。2006年に修正された貿易協定では、インドは26カ所の貿易地点を設定、そのうち6カ所を双方向の交通機関の要衝として認可していた。特にビルジュンジューラクシュール地点では、インド/ネパール間の最大の貿易量を誇り、その比率は両国間貿易の60%を占める。インドからの石油製品は、総量の30%がネパール船籍の、残りがインド船籍のタンカーでネパールに持ち込まれている。

 ただIOCおよびNOC間の石油製品に関する契約は、920日に制定されたネパールの新憲法に伴って発生した暴動で凍結されている。新憲法の制定後、上述のテライ地区では全域で暴動が発生。IOCはこれまで、年間130万トンの石油製品をネパールに供給していたが、同地域の動乱を受けてネパールへの物資供給を停止している。

 この隙を突いたのがチャイナオイル。同社は1028日、ネパールとの間で石油製品に関する契約に漕ぎ付けた。これにより、40年に及んだネパールのインド産石油製品の完全依存にピリオドが打たれた格好だ。

 IOCは引き続き、ネパールに対して燃料供給の主要な役割を果たすことを望んでいるものの、インフラが整備されていないヒマラヤ山脈を越えてチャイナオイルが石油製品をネパールに持ち込む計画に懐疑的な見方を寄せている。ただ中国の影響がインド/ネパール間の関係に変化をもたらし始めているのは間違いなさそうだ。

「医療危機」に直面するネパール、医薬品が不足

Source:AFPBB News 11月21日(土)

【11月21日 AFP】ネパールでは、新憲法可決によりインドとの国境が封鎖されたことへの抗議デモが続くなか、医薬品不足に陥っている。20日撮影。(c)AFPBB News

2015年11月20日金曜日

ネパール2選手へ車椅子 別府市の「大分タキ」

Source: https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/11/19/214202876

※この記事は、11月19日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
 別府市の車椅子製造販売「大分タキ」が、第35回大分国際車いすマラソン大会(8日、大分市)に出場したネパールの2選手に、生活用の車椅子2台を贈った。見学に来た2人が古い車椅子を使っていたことから、同社が急きょプレゼントすることにした。

 2人はクリシュナ・ラージュ・チョドリーさん(33)とジョティ・アリヤルさん(24)。大会後に別府市の太陽の家や大分タキを見学した。2人が乗っていた車椅子はかなり古く、タイヤがすり減り、ブレーキも効かないような状態だった。
 状況を知った大分タキの上野茂会長(82)が、社内にあった中古の車椅子2台のタイヤを交換するなどして急きょプレゼントすることにした。上野会長は車椅子作りの指導などを通じて、アジアの障害者を支援してきたため、各国の福祉の現状にも詳しい。「ネパールでは障害者に車椅子がまだ十分行き渡っていない状況がある。贈った車椅子を生活に役立ててほしい」とする。
 アリヤルさんは13日、チョドリーさんは17日にそれぞれ帰国した。チョドリーさんは「私たちにとって車椅子は足の代わりになるもの。感謝の気持ちでいっぱい。大切に使いたい」と話した。

インド料理が美味しかった国ランキングベスト5


インド料理店は世界中に存在し、プロの腕前を持つシェフたちがインドから各国へと飛び、本場の味を提供している。食べる人を魅了するインド料理だが、どこの国で食べるインド料理が美味しいのだろうか?
・本場が一番美味しいとは言えない時代
21世紀となり、レシピは格段に成熟し、そして進化し続けている。本場が一番美味しいとは言えない時代に突入したのだ。そこで今回、世界中を食べ歩いたグルメ記者が「インド料理が美味しかった国ランキングベスト5」を発表したいと思う。
・インド料理が美味しかった国ランキングベスト5
1位 日本
熟練の料理人が日本の食材とインドの食材を織り交ぜ、本場の味を超える味を生み出している。雰囲気という点において本場インドよりも劣るが、味の点においてはインド人も驚くほどのクオリティを実現している店が複数ある。
2位 インド
いっさい混じり気のない「本場の味」を堪能するのであれば、やはりインドだろう。最近はコストを抑えるため小麦粉を混ぜて増やし、観光客に提供しているインド料理店が出てきているが、地方のインド料理店はいまだに家庭の味を保っている。インドという場の雰囲気もあり、総合点として1位を与えてもよいほどのものがある。
特に南インドのピリッとしていながらサラサラとした爽やかなタイプのカレーは日本人の好みに合うタイプだ。ナンもいいが、ロティやパロタも素晴らしくおいしい。パキスタンで愛されているチャパティは、インドでも広く愛されており、これもまた美味しい。
3位 ネパール
ネパールには多数のインド料理店があり、同時に、ネパール料理も出しているパターンが多い。インド人よりもインドで修行をしたネパール人が多く、どちらもスパイスの国とあってシェフの腕前は一流だ。ちなみにネパール料理は、インドよりも野菜の素材の味を生かした煮込み料理が主流。
4位 タイ
タイに帰化したインド人がインド人街に住んでおり、インドから観光客が訪れることも多いタイは、妥協のない本場インドの料理を堪能できる数少ない国のひとつ。「本場インドの味」という点においては、日本よりも上である。
バンコクのインド人街パフラットには、いくつかインド料理の名店があるので、バンコクのタイ料理に飽きたら、パフラットのインド料理を強くオススメしたい。
5位 イギリス
イギリスで美味しい料理は「中華」「トルコ料理」「インド料理」と言われるくらいインド料理が人気で、徹底した味の追求が行われている国でもある。欧風カレーも美味しいが、インド人が通うインド料理店も複数出向いてみて欲しい。
もっと詳しく読む: Photrip フォトリップ http://photrip-guide.com/2015/11/18/india-gohan/

「男女格差ランキング」韓国は115位、日本は何位?=韓国ネット「韓国人女性のパワーが強過ぎた?」「先進国の日本が意外にも…」

Source:Record China 

ヤフーニュースより、11月20日(金)

2015年11月19日、韓国・聯合ニュースによると、スイスの研究機関「世界経済フォーラム」(WEF)は世界145カ国を対象に、男女平等の達成レベルを評価した最新の「男女格差レポート」を発表した。

1位は7年連続でアイスランドとなり、2位以下にはノルウェー、フィンランド、スウェーデン、アイルランド、ルワンダ、フィリピン、スイス、スロベニア、ニュージーランドが続いた。日本は101位で、昨年から順位を3つ上げたが主要7カ国(G7)では最下位だった。

また、韓国は115位で、インドやネパール、リベリアよりも低かった。分野別に見ると、「経済活動への参加と機会」が125位で最も低く、教育や政治権限の項目でも100位以下を記録した。

この結果について、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国は男性が逆差別を受ける社会だから…」
「女性にも兵役義務を課せば、順位を上げられるのでは?」

「10位以内には入ると思っていたのに!女性のパワーが強過ぎたのか?」
「韓国は本当に男女差別が深刻だ。男性は夜遅くまで奴隷のように働いているのに、マートや観光地など、余暇を楽しむ場所は女性だらけ。かわいそうな韓国人男性!」

「正直、子供のいる女性が韓国社会で活躍することは難しい」
「問題は、こういうランキングを見た時に、韓国人男性が社会ではなく、韓国人女性を批判すること!」

「女性大統領がいて、女性家族部がある国が115位だなんてあり得る?正当な調査をしたの?」
「先進国の日本が101位というのは意外だな。アジアの頼みは日本だったのに」
「女性社長ですら女性を採用したがらない。インドやネパールに行った方が、思いっきり好きな仕事ができるかも…」(翻訳・編集/堂本)

世界男女平等ランキング、韓国はインドより低い115位―中国メディア

Source:Record China 

ヤフーニュースより、11月19日(木)

2015年11月19日、韓国・聯合ニュースによると、世界経済フォーラム(WEF)が同日に発表した男女平等を表すランキングで韓国は115位となり、インドなどの国々よりも低かった。国際在線が伝えた。

WEFの報告書によると、韓国の男女平等指数は0.651(1に近いほど平等)で、調査対象となった145カ国中115位。女性に対する乱暴事件が頻繁に報じられるインド(108位)や、ネパール(110位)、リベリア(112位)といった国々よりも低くランク付けされた。

1~10位はアイスランド、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、アイルランド、ルワンダ、フィリピン、スイス、スロベニア、ニュージーランドとなっている。(翻訳・編集/北田)

バングラデシュGDP押し上げる女性の就業

Source:SankeiBiz 

ヤフーニュースより、11月17日(火)

 バングラデシュは、働く女性が増えている。世界銀行によると、同国の女性の労働市場参加率は、今後10年間に現在の34%から82%に上昇する可能性がある。女性の就業による毎年の国内総生産(GDP)への上乗せ効果は1.8%となる見通しだ。現地紙デイリー・スターが報じた。

 同国政府が2010年に実施した労働力調査によると、労働市場に参加している女性の数は17万2000人だった。多くは農業と衣料品製造業に従事しており、近年もこの分野での就業が増加しているという。

 女性の労働市場参加率(15歳以上)を他の南アジア各国と比較すると、インドの27%、パキスタンの25%より高いが、ネパールの80%より低い。なお、男性の参加率は約80%となっている。

 世界銀行のダッカ駐在エコノミストはバングラデシュの女性の雇用促進について、工業、農業、サービス業と幅広い分野で投資流入による雇用創出が必要と指摘。今後の課題として、不平等な相続法の改正など法整備や、女性の社会進出を押しとどめている社会意識の変革などを挙げた。

ネパールで「太陽神」の祭り、ヒンズー教信者が祈り捧げる

Source: http://jp.reuters.com/article/2015/11/18/odd-devotees-prayers-idJPKCN0T70QR20151118
2015年 11月 18日 
[カトマンズ 18日 ロイター] - ネパールの首都カトマンズで18日、ヒンズー教の太陽神の祭り「Chhath」が行われ、信者らが集まり祈りを捧げた。

この祭りは4日間行われ、神の恵みに感謝を示し、日の出と日の入りに祈りを捧げる。

2015年11月18日水曜日

ネパール地震、ヤギで支える 繁殖させ継続収入

Source: http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20151117-OYTNT50412.html
2015年11月18日


 ヤギを繁殖させて、生活の支えにしてほしい――。ネパールの農村で農業や教育の普及活動を続けている富山市の支援団体が、ネパール地震の被災者に、食用として重宝されているヤギを配布している。1匹の売却で、公務員の月収の半分程度が賄える価値を持つというヤギ。団体は「一過性の支援ではなく、持続的な経済力を付けてほしい」と期待する。半年以上もテント暮らしを続けている被災者らは、募金などで現地調達されたヤギを受け取り、「今後の生活に希望が持てる」と大喜びしている。
 非政府組織(NGO)「ネパールカルナリ協力会(千葉県)」富山支部が取り組んでいる。同会は1992年に設立。富山支部は昨年、高岡市出身で、私立日本学園高校(東京都世田谷区)の教師をしていた清沢ふかしさん(67)が、生徒と共に集めたアルミ缶を換金し、ネパールに学校を建てる活動をしていたのを縁に、退職して設立した。同支部事務局長に就任し、ヤギの配布を始めた。
 ヤギはネパールで食用として人気が高い。配ったのは半年に2匹ほどの子ヤギを産む品種のメス。食肉用に高値が付くオスの子ヤギは1匹6000ルピー前後(約7000円)、メスの子ヤギも4000ルピー前後で売れる。交配用のオスは別途数匹を村に置く。上手に繁殖できればヤギの販売で数年後に1世帯あたり月1万ルピー程度の収入が見込め、1家族4人が生活できるという。
 同支部によると、募金などを原資に生後3~4か月のメス33匹を地元業者から購入。首都カトマンズから西に約60キロ離れ、震源に近いダディン郡ピッポルタール村で9月、家を失った全33世帯(約150人)を対象に1匹ずつ手渡した。この村人たちは現在も簡易テントや木造の鶏小屋などで避難生活を送っているという。
 被災者は当初、“高級品”をタダでもらえると聞いて「本当にヤギをもらえるのか」と疑いの目を向けていたが、実際にヤギが運ばれ、手渡されると表情を崩し「ダンネバ(ありがとう)、ダンネバ」と繰り返した。受け取ったヤギを慈しむように何度もなで回す年配の女性もいた。
 テント周辺で放牧してもらい、ネパール人の責任者を現地に置く。今後、別の被災者にも配る考えだ。清沢さんは「飼育や販売についても面倒をみていきたい」と話す。同支部によると、ネパール政府から被災者への支援は現金支給が1度あったのみ。ほとんどを生活費として使い切り、寝泊まりする簡易テントや鶏小屋も自前で、住宅再建にまで回っていないという。
 「日本ネパール協会」(東京)のバララム・シュレスタ理事(42)は、「継続的な収入を見込める仕事を与えたのと同じ。心から感謝申し上げたい」と話している。
 いま同支部には、現地のネパール人責任者から「子ヤギは順調に育っている」と連絡が入っている。
◇ネパール地震 2015年4月25日、ネパール中部で起きた大地震。震源は首都カトマンズから北西約80キロ付近、マグニチュードは7・8。外務省が現地政府に確認したところ、被害は10月現在、死者8800人以上。家屋は約60万5000棟が全壊、約28万8000棟が一部損壊、現在も大勢が避難生活を強いられている。
2015年11月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

母子保健医療を向上へ ネパールから研修員

Source: http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=35633
2015-11-17

国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」の一環として、駒ケ根市などで母子保健医療の研修を受けるネパール人研修員9人が16日、同市役所を表敬訪問した。来庁したのは市が国際協力友好都市協定を結ぶポカラ市のウダヤ・ラナマガル市長代行(40)をはじめとする病院の運営委員チーム5人と、看護師や助産師などの医療チーム4人。運営委員チームは21日まで、メディカルチームは12月5日まで県内外の医療機関などで研修を受け、日本の母子保健医療を学ぶ。

 同事業は日本のNGOや地方自治体、公益法人などが企画した途上国への協力活動をJICAが支援し、共同で実施する制度。駒ケ根市ではポカラ市での乳幼児・妊産婦死亡率引き下げを目的とした「安全・安心な出産のための母子保健改善事業」を提案し、市民有志でつくる「ネパール交流市民の会」(小松原繁樹会長)と連携して3月から事業に着手している。

 研修員は外務省の支援で2012年にポカラ市内に建設された「ポカラ・駒ケ根母子友好病院」の院長や病院運営員、医師、看護師、助産師ら。一行は駒ケ根市を中心とする県内と東京の産婦人科や母子保健医療機関、大学などで研修を受け、病院の運営管理や医療技術の向上を図る。

 市役所で開いた研修員の対面式で、杉本幸治市長は「研修で得たものをポカラ市の皆さんのために生かし、今後の母子保健プロジェクトを進める上で中心的に関わってもらいたい」と期待。ウダヤ市長代行は「運営委員会では病院のマネジメント、医療スタッフは日本の高度な医療技術を学んで持ち帰り、ネパールの母子保健事業に役立てたい」と意欲を示していた。