Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/fa5aaf4d7671b902179cfff82bafaab423c331a7
2023年3月12日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~』にて、スーパー・ウェルター級3分3R延長1Rでアビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)と対戦するジョーダン・ピケオー(オランダ)が10日(金)都内にて公開練習を行った。 【写真】以前よりも厚みを増した身体で蹴りを放つピケオー 2020年3月『K'FESTA.3』以来、約3年ぶりの来日となるピケオー。新型コロナウィルスによる影響とその後は怪我もあって来日が途絶えていたが、この『K’FESTA.6』でついに日本に帰ってくることになった。ピケオーは「日本に戻って来たい気持ちが凄く強かったので、空港に着いてから今までの一瞬一瞬の日本に戻ってきた空気を楽しんでいるよ」と、久々の来日を感慨深げに語る。 この3年間はアキレス腱の怪我もあって試合数が減っていた。しかし、「メンタル面では100%問題ない。フィジカル的にも間違いなく勝てると思っている」と怪我を克服し、リングで戦える状態にまで戻してきての来日になる。公開練習でもトレーナーのユーリ・メスを相手に2分1Rのミット打ちを披露し、パンチやキック、そしてヒザ蹴りを繰り出して、仕上がりの良さをアピールした。 対戦相手のアビラルはピケオーが不在のK-1のスーパー・ウェルター級戦線で台頭してきた若きファイターだ。そのアビラルについて「試合を見る限りでは前にガンガン来るアグレッシブな選手という印象を受ける。自分と同じファイトスタイルだね」と分析。 ピケオーには、KO数の多いアビラルとの激しい打ち合いを期待する声も多いが、「試合というのはどこでどう転ぶか分からないし、たまたま相手が前に出てくるからKOで勝ったという試合もある。その時によって内容は変わると思う」と慎重な態度は崩さない。だが、「当日はデカい花火が打ち上がるような激しい試合をしたいと思っています」と、やはり目指すのはKOによる勝利のようだ。 そして、気になるのは今大会ではK-1スーパー・ウェルター級タイトルマッチ=王者・和島大海vs.挑戦者ジョムトーン・ストライカージムが行なわれること。前回来日時の『K'FESTA.3』では久保優太のK-1ウェルター級王座に挑戦したピケオーだが、今回はスーパー・ウェルター級での参戦だ。 「自分はアビラル選手との試合に集中しているので、どちらが勝つかは予想できない」と断りを入れつつ、「両選手ともサウスポーということでどんな試合になるかは楽しみ。勝ったほうが自分と試合をすると思っているので、そういう意味でも結果を楽しみにしています」と、スーパー・ウェルター級のベルトにも狙いを定めている様子だった。
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