Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/508813d5ce96291855d9b322f8b62355baa92774
生活上の困難に陥った時の支援先を紹介する政府のウェブサイト「あなたはひとりじゃない」(https://www.notalone-cas.go.jp/)が日本語以外の10言語でも使えるようになる。日本で暮らす多くの外国人に広く使ってもらおうと、内閣官房の孤独・孤立対策担当室が10日、18歳以下の子ども向けに先行公開した。今月末には大人向けも始める。 【写真】「あなたはひとりじゃない」の外国語ページを立ち上げることを発表した小倉将信孤独・孤立対策担当相=2023年3月10日午前10時23分、内閣府、藤崎麻里撮影 サイトでは、年齢や悩みの内容、現在の様子などについて、表示される選択肢を選んでいくと、支援先や相談窓口の連絡先などが自動応答で表示される。これまで日本語で表示されていたが、在留外国人が増え、孤独や孤立に陥るケースが増えていることから、在留者数の多い上位10カ国でよく使われる英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タガログ語、タイ語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語を新たに加える。 法務省によると、国内の在留外国人数は2022年6月末時点で21年末比7・3%増の296万1969人となり、過去最多だった。小倉将信孤独・孤立対策担当相は10日の閣議後会見で、サイトを通じて「現状を把握し、外国人や外国人の子どもたちが日本で孤立をしないような政策のさらなる進展につなげていきたい」と話した。子ども向けのサイトを先行公開する狙いを「子どもの自殺者数が過去最多になっていることや、外国人の子どもの約1万人が不就学の可能性があると指摘されている(ため)」と説明した。 ウェブサイトの右上から言語を選択できる。
0 件のコメント:
コメントを投稿