2021年12月14日火曜日

協力すれば飛行機も動かせる 故障した小型飛行機を“乗客”が手動で押し進める ネパールで撮影された非日常的な光景が話題

 Source:https://courrier.jp/news/archives/270463/

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インディアン・エクスプレス(インド)ほか

インディアン・エクスプレス(インド)ほか

Text by COURRiER Japon

ネパールで、タイヤが破裂した小型飛行機を、乗客らが滑走路から“手動で”押しだすという光景が撮影された。動画がSNS上でシェアされるとネパール人ユーザーが「ネパールでしか見られない光景だろう」とコメントを寄せるなど、笑いを誘っている。

この出来事は、ブディナンダのバージュラ空港で起こった。映像は、数十人の乗客と、空港関係者とおもわれる数名が、小型機の両サイドに群がる様子からはじまる。



乗客らは、機体に手を添え、力いっぱい機体を押し進めている。そのおかげもあり、機体はゆっくりと前進した。

この出来事のいきさつをネパール人ジャーナリストのスシル・バッタライが明かしている。バッタライによると、ネパールの航空会社「タラ・エア」のツイン・オッター機が、空港の滑走路の真ん中で立ち往生し、道を塞いでいたという。

同機のタイヤはパンクしていたうえ、空港には飛行機を反対側に移動させる設備がなかった。そのため、乗客は空港関係者と協力し、機体を手動で押して移動させたそうだ。

乗客らの協力もあり、大きな事故には至らなかった。のちに、同機は無事にタイヤ交換し、目的地であるネパールガンジ空港に到着したそうだ。

この“非日常な映像”は、複数のSNSプラットフォームでシェアされ、6万回以上再生されるなど人々の関心を集めている。

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