Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000034-san-l33
産経新聞 6月27日(月)、ヤフーニュースより
倉敷市広江の医薬品販売業「フカイ」がネパールの貧困地域に建設していた小学校舎が完成した。同社の竹内和博社長(49)が、このほど現地を訪問。子供たちの笑顔を目の当たりにして、「今後も見守っていきたい」と支援の継続を誓った。
竹内社長は平成24年から校舎建設に取り組み、自社商品の一部売り上げから資金の積み立てを始めた。
支援のきっかけは、カンボジアなどの教育現場を訪問したことだった。地元の教育関係者から「教育の遅れが社会基盤の遅れに響き、貧困から脱却できない」と聞き、「何か貢献を」と奮い立った。
NGO団体の紹介で、ネパール西部のバルディヤ郡バグナハ村にあるシュリーエカタ小学校を支援先に選定。同小は校舎2棟のうち1棟が洪水で全壊していた。26年11月から建て直し工事に入り、今年1月に完成した。
校舎は耐震性のある鉄筋造り平屋建て(1750平方メートル)で、給水設備や遊具なども設置した。総事業費は約800万円。
竹内社長は5月14~18日に現地を視察。民族楽器の演奏などで出迎えられ、子供たちからは「チャッチョー(社長)」と熱烈な歓迎を受けた。在校生は小学1~3年生と一部未就学児の計57人。だが、授業の出席者は平均して約半数といい、「親との日銭稼ぎで、学業は二の次」という切実な現状にも直面した。
倉敷市ではG7教育相会合が開催され、教育への関心が高まっている。竹内社長は「ネパールとの友好親善へ、社外の方にも支援の輪を広げられたら」と願っている。
竹内社長は平成24年から校舎建設に取り組み、自社商品の一部売り上げから資金の積み立てを始めた。
支援のきっかけは、カンボジアなどの教育現場を訪問したことだった。地元の教育関係者から「教育の遅れが社会基盤の遅れに響き、貧困から脱却できない」と聞き、「何か貢献を」と奮い立った。
NGO団体の紹介で、ネパール西部のバルディヤ郡バグナハ村にあるシュリーエカタ小学校を支援先に選定。同小は校舎2棟のうち1棟が洪水で全壊していた。26年11月から建て直し工事に入り、今年1月に完成した。
校舎は耐震性のある鉄筋造り平屋建て(1750平方メートル)で、給水設備や遊具なども設置した。総事業費は約800万円。
竹内社長は5月14~18日に現地を視察。民族楽器の演奏などで出迎えられ、子供たちからは「チャッチョー(社長)」と熱烈な歓迎を受けた。在校生は小学1~3年生と一部未就学児の計57人。だが、授業の出席者は平均して約半数といい、「親との日銭稼ぎで、学業は二の次」という切実な現状にも直面した。
倉敷市ではG7教育相会合が開催され、教育への関心が高まっている。竹内社長は「ネパールとの友好親善へ、社外の方にも支援の輪を広げられたら」と願っている。