Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/0bfa274e104e3ec6e2eec864a70eda127595fbd7
配信、ヤフーニュースより
南アジアの内陸国、ネパールの各地で豪雨による洪水や地滑りが起きた。AP通信は1日、当局者の話として、死者数が217人に増え、なお28人が行方不明だと報じた。けが人も143人に上る。
【写真】「ロシア兵」としてウクライナとの戦闘に参加し、戦死したネパール人の男性
豪雨は9月27日から続き、被害の多くは首都カトマンズや周辺の地域で発生。建物の多くが浸水し、ヘリコプターやボートでの救助作業が行われた。10月1日時点でも土砂崩れで主要道路がふさがれるなどの被害が続いており、当局や軍が復旧作業を進めている。
国連児童基金(ユニセフ)の現地事務所によると、死者のうち子どもは計35人。「過去数十年で最も激しい雨の一つ」(ユニセフ)により、数千人の子どもとその家族が避難を強いられている。また、54の学校が被害を受け、1万人以上の児童が学びの機会を失っているという。ユニセフ現地事務所代表は「こうした状況では、少年少女は暴力や搾取、虐待に対して一層脆弱(ぜいじゃく)になる」とし、援助の必要性を訴える。
ネパールや隣国のインドでは例年、6月から9月ごろにかけての雨期に洪水などの被害がたびたび起きている。(ニューデリー=石原孝、バンコク=伊藤弘毅)
朝日新聞社
0 件のコメント:
コメントを投稿