2016年2月29日月曜日

ネパール・ポカラ 電気つかぬ観光地で

Source:http://tabi.chunichi.co.jp/from-the-world/160113pokhara.html

GOOGLEニュースより、2016年02月25日
 世界最高峰クラスの山々を望むポカラはネパール有数の観光都市。昨年4月の大地震で被害がなかったのに、風評被害で観光客が激減したという。年末に再び訪れて、まず目にした光景は、点在する燃料販売店に、空になったプロパンガスの小型ボンベが1カ所に数100個、多いと1000個近く並んでいたことだ。
 中の上クラスのホテルに泊まったが、夜しか、電気はつかない。商店の中も薄暮の時、真っ暗だ。街路灯は点灯されておらず、街全体が暗い。
 本来ならこの時期、ホテルは満室が当たり前なのに「32室あるのに埋まっているのは7室だけ」とフロントの女性がため息をつくほど。観光ガイドも務めるネパール人の友人によると、インドから物資が届かない状況が続いているためだそうで「観光で成り立っている街なのに」とがくぜんとしていた。
 日暮れから間もなく、レストランでスープを飲もうと注文したら、「待ってください」と店員は厨房(ちゅうぼう)へ。しばらくして、ほっとした表情で「大丈夫です。プロパンはまだ残っていました」。光も熱も奪われる生活はつらい。この地で生活する人々の胸中を思った。 (伊東誠)

また旅客機墜落、2人死亡=ネパール

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160226-00000176-jij-asia

時事通信 2月26日(金)、ヤフーニュースより
 【ニューデリー時事】ネパール西部カリコット地区で26日、乗客乗員11人が乗った小型旅客機が墜落し、操縦士2人が死亡、乗客9人が負傷した。
 ネパールでは24日、航空会社タラ・エアの小型旅客機が墜落し、乗客乗員23人全員が死亡する事故が起きたばかり。 

不明ネパール機、残骸を発見 航空相

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000036-jij_afp-int

AFP=時事 2月24日(水)、ヤフーニュースより
【AFP=時事】ネパールで24日、乗客乗員23人を乗せて消息を絶っていた小型旅客機の残骸が見つかった。アナンダ・プラサド・ポカレル(Aananda Prasad Pokharel)航空相が述べた。

 ポカレル航空相はAFPに「ミャグディ(Myagdi)郡ソリゴプテ(Solighopte)で、完全に燃え切った同機の残骸が発見された」と語り、乗客乗員の遺体が機体残骸の周囲に点在しているのが視認されたと付け加えた。

 航空会社タラ・エア(Tara Air)は当初、双発プロペラ機「ツインオッター(Twin Otter)」の乗客乗員を21人と発表していたが、23人に修正した。

 タラ・エアによると同機には乗客20人、乗員3人が乗っており、中国国籍とクエート国籍の人がそれぞれ1人ずつで、残りはネパール国籍、うち2人は子どもだった。

 同機は西部の観光地ポカラ(Pokhara)を離陸した8分後に連絡が取れなくなった。タラ・エアがウェブサイトで発表した声明によると、ポカラから約20分の飛行で到着するヒマラヤ・トレッキング観光で有名なジョムソン(Jomsom)へ向けて同機が離陸した時点の天候は良好だったという。【翻訳編集】 AFPBB News

ネパールで小型旅客機が消息絶つ、外国人2人含む21人搭乗

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000025-jij_afp-int

AFP=時事 2月24日(水)、ヤフーニュースより
【AFP=時事】(更新)ネパールで24日、乗客乗員21人を乗せて飛行していた小型旅客機が消息を絶ち、救助隊が山岳地帯を捜索している。

ネパールで地震救援ヘリ墜落、4人死亡

 航空会社タラ・エア(Tara Air)の発表によると、同国西部の観光地ポカラ(Pokhara)を24日朝に飛び立った同社の双発プロペラ機「ツインオッター(Twin Otter)」が離陸から8分後に管制塔との連絡を絶った。搭乗していたのは乗客18人と乗員3人のうち、中国人1人とクウェート人1人の他は全員ネパール人で、子ども2人も含まれていた。

 同社によれば、ポカラから約20分の飛行で到着するヒマラヤ・トレッキング観光で有名なジョムソン(Jomsom)へ向けて同機が離陸した時点の天候は良好だったという。ポカラは首都カトマンズ(Kathmandu)の西約225キロに位置する。

 ネパールは多くの集落が山岳地帯や丘陵といった徒歩か空路でしかたどり着けない場所にあるため航空機による移動は一般的だ。しかし近年、航空機事故が増えており、昨年4月に起きた壊滅的な地震と共にネパールの観光業に打撃を与えている。 

 昨年5月には地震の救助活動を支援していた米軍のヘリコプターが悪天候の中で墜落し、米海兵隊員6人とその他の7人が死亡する事故が起きていた。【翻訳編集】 

ネパールで小型機が消息絶つ 21人搭乗

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-35078413-cnn-int

CNN.co.jp 2月24日(水)、ヤフーニュースより
ニューデリー(CNN) ネパールの山岳地帯上空で24日、乗客18人と乗員3人を乗せた小型旅客機が消息を絶った。

運航している同国タラ航空の報道担当者がCNNに語ったところによると、小型機は同日午前に中部の観光地ポカラを出発。19分後にはトレッキングコースの出発点として知られる北部ジョムソンに到着する予定だったが、離陸から8分後に交信が途絶えた。

乗客にはネパール人のほか、中国人とクウェート人各1人が含まれている。

離陸時の天候は晴れだった。機体はカナダ製の近距離用双発機「ツイン・オッター」で、昨年9月に輸入されたばかりだった。

軍から1機、民間から2機のヘリコプターが出動して捜索に当たっている。

<ネパール>プロペラ機不明 乗客乗員計23人、西部の山中

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000041-mai-asia

毎日新聞 2月24日(水)、ヤフーニュースより
 【ニューデリー金子淳】AP通信によると、ネパール西部の山中で24日、地元航空会社タラ・エアのプロペラ機(乗客乗員計23人)が消息を絶った。地元当局が捜索を続けている。

 同機は24日朝、西部ポカラを離陸し、約70キロ北西のジョムソンに向かっていた。乗客には外国人が2人含まれているという。ジョムソンはアンナプルナ連峰のトレッキング観光の入り口として知られる。

小型飛行機が消息絶つ 乗客乗員20人搭乗 ネパール

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160224-00000025-ann-int

テレビ朝日系(ANN) 2月24日(水)、ヤフーニュースより
 ネパールで、乗客乗員約20人を乗せた小型機が消息を絶ちました。

 地元メディアによりますと、消息を絶ったのは、24日午前7時50分にネパール中部にあるポカラの空港から登山者が多く集まるジョムソンに向けて飛び立った小型機です。乗客乗員約20人が搭乗していました。現地の日本大使館によりますと、日本人は搭乗していない模様です。

印ネパール両首相が会談=関係修復を演出

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160220-00000111-jij-asia

時事通信 2月20日(土)、ヤフーニュースより
 【ニューデリーAFP=時事】インドのモディ首相は20日、ニューデリーで、訪印中のネパールのオリ首相と会談し、険悪化していた両国関係の修復へ協力していくことで一致した。
 両首相はインドが昨年のネパール大地震の復興で2億5000万ドル(約281億円)を支援することなど九つの合意文書に調印、関係改善を演出した。
 モディ首相は「ここ数年のネパールの民主化は世界が認めるものだ。オリ首相が対話を通じ平和と安定の道へネパールを導いてくれると信じている」と強調した。ネパールでは差別を訴える親インドの少数派が昨年9月から抗議を続け、警察との衝突で50人以上が死亡している。
 オリ政権は混乱の背後にインドの扇動があると疑ってきた。20日の共同記者会見でオリ首相は「今回の訪問の目的は、誤解を解くことだ」と強調した。19日から6日間の日程で訪印を続ける。 

<岡田准一>エベレストで言語トラブルも自らせりふをネパール語に 平山監督「助かりました」

Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160220-00000012-mantan-ent

まんたんウェブ 2月20日(土)、ヤフーニュースより
     人気グループ「V6」の岡田准一さんが20日、名古屋市内で行われた映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」(3月12日公開)の舞台あいさつに、平山秀幸監督と登場。平山監督が、撮影で訪れたエベレストの高地で、現地のキャストが英語を話すはずが話せないというトラブルがあり、岡田さんに助けられたことを明かすと、岡田さんは「(標高)4000メートルぐらいのところで監督とプロデューサーが(現地キャストと)けんかをしていて。それなら、僕(の役)が(ネパール語を)分かるという設定に変えて、英語のせりふだったところに、ちょっとずつネパール語を混ぜた方がいいんじゃないですかって(提案した)」と明かした。

     平山監督は、現地でのトラブルを「(シェルパ役の)重要な役の人物が、英語を話すという約束だったのに、会うと全く英語がしゃべれずに、どうするんだとなった」と振り返り、「岡田さんが『俺がネパール語でしゃべればいい』と、毎晩スタッフの人に囲まれてネパール語を勉強しつつ、リハーサルをやってくれた。助かりました。あれがなければ……」とコメント。完成した映画は「なんのトラブルもなかったようにスムーズにしゃべってくれています」と感謝していた。またこの日は、2013年に日本人女性として14人目にエベレスト登頂を果たしたという愛知県豊川市出身の稲吉佑紀さん(豊橋山岳会在籍)もゲストとして登場した。
     映画は、夢枕獏さんの小説「神々の山嶺」が原作。岡田さん演じる山岳カメラマンが、阿部寛さん演じる「孤高の天才クライマー」と呼ばれる男性と、尾野真千子さん演じる兄を雪山で失った女性と出会い、エベレスト登頂に挑む姿を描く。撮影は、キャストとスタッフがエべレストに約10日間かけて高度順応しながら登り、標高 5200メートル地点で行われた。

    <ネパール>移り住み半世紀 ヒマラヤ望むホテル3軒目建設

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160220-00000019-mai-soci

    毎日新聞 2月20日(土)、ヤフーニュースより
     標高6000~8000メートル級のヒマラヤの峰を一望するネパールの丘に、日本人からネパール人になった男性がホテルを建設している。ネパールに移住して半世紀になる旅行会社「ヒマラヤ観光開発」社長の宮原巍(たかし)さん(81)だ。昨年の大地震も乗り越え、今年10月末に開業予定。宮原さんは「最貧国とされるネパールの魅力を世界に発信し、発展につなげたい」と話す。

     「コーン、コーン、コーン」。昨年10月末、朝日でヒマラヤの山肌がピンクに染まる早朝、ネパール中部にある観光都市ポカラ郊外の「サランコットの丘」につち音が響く。重機の音は聞こえない。地元の大工や石工らの手作業でホテルの建設が進んでいた。広場の壁は、戦国時代に真田氏の居城だった故郷の上田城(長野県)の石垣をイメージした。

     宮原さんがネパールで建てるホテルは、ここが3軒目だ。最初が世界最高峰エベレスト(8848メートル)を正面に望む標高3880メートルに建つ「ホテル・エベレスト・ビュー」。1962年に初めてヒマラヤの山に登り「ここに住みたい」と考えた。4年後、知人を頼ってネパール政府に就職。各地を訪れ「ネパールの発展には工業より観光だ」と確信した。

     観光の発展にホテルが必要と考え、エベレストへつながる登山ルート沿いの土地を69年から開拓。道路がないため、資材はカトマンズ周辺から徒歩で約半月かけて運び上げた。世界初のエベレスト登頂に成功したエドモンド・ヒラリー卿の意見も聞いて、自然との調和を図る建物にした。ホテルは71年に完成。87年にはカトマンズにもホテルを建てた。

     当時、観光の需要はまだ少なく、エベレストのホテルは30年以上赤字が続いた。それでも「多くの人々の寄付や協力でできたのだから、つぶすわけにはいかない」と踏ん張った。2005年には、日本人初となるネパール国籍を取得した。

     旅行会社「ワールド航空サービス」の支援を受け、標高約1500メートルに建つ新ホテルの名は「ホテル・アンナプルナ・ビュー」。丘からはアンナプルナ連峰、マナスルといった名峰が見渡せる。昨年4月の大地震後、人手が不足して大幅に工事が遅れたが、今月から内装工事に入る。

     ホテル・エベレスト・ビューは欧米のトレッキング客の間で人気が高まり、近隣の村を訪れる外国人が増えた。地域住民の雇用にもつながっている。「人生はアドベンチャー。登山と同じで、頂上に達してももうけにならない無償の行為こそ、やりがいがある」。国の発展に向け、歩みを止めるつもりはない。【永山悦子】

    2016年2月22日月曜日

    ネパールとの交流報告 須賀川の白方小児童 ESD成果発表会

    Source:https://www.minpo.jp/news/detail/2016022128999

    2016/02/21、GOOGLEニュースより
    第1回福島ESD(持続可能な開発のための教育)コンソーシアム成果発表会は20日、郡山市中央図書館で開かれた。昨年4月のネパール大地震で被災した現地の小学生とビデオレターで交流した須賀川市の白方小6年生が経緯や内容を発表した。 
     児童は同校の教育を支援している法政大の坂本旬教授の指導でタブレット端末を使ってビデオレターを制作。英語で学校行事や東日本大震災の経験などを伝えると、ネパールからも返信のビデオレターが届いた。児童は環境が違っても互いに楽しい学校生活を送っていることや自分の考えを整理し、伝える力が付いたことなどを報告した。
     発表会では白方小のほか、只見町の朝日小、広野町のふたば未来学園高、二本松市の安達高などが独自の教育活動を報告した。 

    印ネパール首脳会談、関係正常化を表明 道路整備協力など合意

    Source:http://www.sankei.com/world/news/160220/wor1602200066-n1.html

    2016.2.20、GOOGLEニュースより

     【ニューデリー=岩田智雄】ネパールのオリ首相がインドを初訪問し、ニューデリーで20日、モディ印首相と初会談した。インドは昨年9月、ネパールで公布された新憲法について、親インド住民「マデシ」の権利擁護を求めて不満を表明。マデシがインドとの国境を封鎖して両国関係が悪化していたが、憲法改正を受けて封鎖解除とオリ氏の訪印が実現した。オリ氏は会談後の記者会見で、「数カ月間続いていた誤解は、もう存在しない」と述べ、関係正常化を表明した。
     会見ではモディ氏も、「すべての当事者との政治的対話を行うという原則に従い、ネパールは憲法のあらゆる問題を満足に解決できると信じている」とし、「両国関係はオリ氏の指導力のもとで、より強まるだろう」と関係改善を強調した。オリ氏は「インドとの関係は重要だ」と応じた。
     両首脳は会見の席上、インドからネパールへの送電線使用を開始するセレモニーを行った。また両国は、インド国境に近いネパール南部の道路整備を急ぐ合意文書などに調印した。
     ネパールの新憲法をめぐっては、マデシが、新たな州区割りなどによって、議席が十分確保されなくなったとして抗議し、インド政府も憲法公布直前にジャイシャンカル外務次官を派遣して、「全当事者の総意で問題を解決すべきだ」と見直しを迫っていた。
     マデシは主要国境を封鎖したため、インドからの燃料を含む物流がほぼ停止した。オリ氏は「インドによる非公式の国境封鎖」と非難し、インドはこれを否定してきた。しかし、先月の憲法改正でマデシの要求が一部満たされ、マデシは約4カ月半にわたった封鎖を解除していた。オリ氏は中国にすり寄る姿勢も示していたが、伝統的な友好国であるインドとの良好な関係を修復させた。

    インドとネパール関係修復 首脳会談で

    Source:http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/world/1069390.html
    2016年2月20日、GOOGLEニュースより

    【ニューデリー共同】インドのモディ首相は20日、同国訪問中のネパールのオリ首相と会談、昨年4月の大地震からの復興や水力発電、道路などインフラ開発協力を加速することで一致した。昨年9月以降、両国国境付近での混乱の影響で復興活動が停滞、それに伴い悪化していた関係の一定の修復が図られた。
     会談後の記者会見でモディ氏は「貿易と投資は両国関係の柱だ」と強調。オリ氏は「誤解を正すのが私の使命」と話した。
     ネパールでは昨年9月に公布された新憲法の連邦制の区割りで居住地が分断されるなどと反発した南部のインド系住民が国境を封鎖。

    ネパール首相、印モディ首相と初会談 燃料供給再開めざす

    Source:http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM20H53_Q6A220C1FF8000/
    2016/2/20、GOOGLEニュースより


    首脳会談の前にネパールのオリ首相(左)と握手するインドのモディ首相(20日、ニューデリー)=ロイター
    首脳会談の前にネパールのオリ首相(左)と握手するインドのモディ首相(20日、ニューデリー)=ロイター
     【ニューデリー=黒沼勇史】ネパールのオリ首相とインドのモディ首相は20日、ニューデリーで初めて首脳会談した。昨年10月に就いたオリ氏にとっては初外遊。ネパールで昨春起きた震災の復興支援援助2億5千万ドルをインドが出すなど7つの覚書を交わした。オリ氏の訪印は5カ月間止まっていたインドからの燃料供給の再開が目的。ネパールは燃料輸入の95%をインドに頼るが、9月に公布したネパール新憲法に反発した同国南部のインド系住民が国境を封鎖。インド政府もこれを容認し、両国関係は悪化していた。

    ネパールの新憲法が「改宗」を禁止

    Source:http://www.christiantoday.co.jp/articles/19250/20160218/nepal.htm
    2016年2月18日、GOOGLEニュースより

    【CJC=東京】ヒンズー教が優勢なネパールで、ある宗教から他の宗教への改宗につながる行為を禁止する条項を、国会が新憲法に盛り込んだ。過激ヒンズー教グループの要求に屈した形。別の宗教を破壊したり妨害したりする行為も禁止している。
    国会は同時に、ネパール国を非宗教で全ての宗教に中立だと宣言している。
    8千人もの死者を出した2015年4月の地震以来、キリスト教への期待が急激に高まったことに危機感を持ったヒンズー教側が憲法制定に影響力を発揮した、と米宣教通信アシストが伝えている。

    阿部寛、伝説のクライマーを熱演 『エヴェレスト』特別映像が解禁

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00000301-oric-ent

    オリコン 2月18日(木)、ヤフーニュースより
     夢枕獏氏の小説を人気グループ・V6の岡田准一主演で映画化した『エヴェレスト 神々の山嶺』(3月12日公開)。同作で俳優・阿部寛が演じる伝説のクライマー・羽生丈二の生き様が詰まった本編映像が18日、解禁された。

    【動画】『エヴェレスト 神々の山嶺』本編映像

     野心家の山岳カメラマン・深町(岡田)は、ネパールの首都・カトマンドゥで伝説化した孤高のクライマー・羽生(阿部)に出会う。すべてをエヴェレストに賭け、他人を寄せ付けない人生を送ってきた羽生の過去を調べるうち、深町は彼の壮絶な生き様に飲み込まれていく。

     解禁になった映像では、エヴェレストに憑りつかれた羽生の生き様がセリフとなって映し出される。「山やらなきゃ死んだも同じだろ」、「俺がここにいるからだ。俺がいるから、山に登る」など、常人には理解し得ない羽生の言葉と、阿部の圧倒的存在感、鬼気迫る
    表情から、人生すべてをエヴェレストに賭ける男の生き様が垣間見える反面、異常なまでの執念も見せている。

     キャスト、クルーが実際にエヴェレスト現地5200メートル 付近で撮影を敢行し、10日間かけて高度順応しながら登るなど文字通り命懸けで挑んだ。阿部は「体験したとしないではぜんぜん(芝居が)違う」と振り返り、岡田も「日に日に阿部さんが火のような男になっていった」と絶賛するほど、完ぺきな羽生像を作り上げた。

    昨年からブラジル人の訪日就労が再増加=リーマンショック以来初=法務省が統計を発表

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00010001-nikkey-s_ame

    ニッケイ新聞 2月17日(水)、ヤフーニュースより
    在日ブラジル人は現在約17万4330人(2015年6月時点、法務省発表)で、32万人を数えた08年の半分近くまで減ってきた。ところが、日本の法務省がサイト上で発表した2015年1月~11月の「出入国管理統計」によると、伯人入国者数は5万9084人で、出国者数を4261人上回った。11カ月中の8カ月間において入国者数の方が多く、08年のリーマンショック以降の減少傾向が底を打った形だ。日本の景気回復と、ペトロロン疑惑捜査の進展も加わった伯国不況本格化―この相乗効果が引き起こした現象と見られ、今年の動向が注目される。
     法務省サイトの「出入国管理統計」によれば、リーマンショック直後の09年だけで6万4287人が帰伯した。戦後移民が10数年がかりで5万人渡伯したから、わずか1年で6万5千人が帰伯移動したのは大きい。
     その後、デカセギの流出は10年が1万3020人、12年は4714人と復調へ。そして14年には出国が5万9735人・入国5万7151人で、わずか2584人の流出のみ。15年1月~11月の数字でついに逆転した流れだ。
    CIATE(国外就労者情報援護センター)の永井康之専務理事は、15年に入ってから訪日就労者は増えているとし、その理由として「ブラジル景気の急速な悪化、日本側の人手不足が考えられる。日本の仕事をあっせんする派遣会社の活動も活発になってきていると聞いている」と現状を説明した。
     在聖日本国総領事館の査証班・鈴木俊哉領事も、デカセギ数の増加を裏付けるように「15年に入って申請数が増え、仕事が忙しくなっている」と話した。伯人数は増えているとはいえ、賃金が安価なアジア数カ国の就労者の方が、より目立って増えている。
     日本の法務省がホームページ上で発表する「在留外国人統計」によると、例えばベトナム、ネパール国籍者は14年6月からの1年間で、それぞれ45・5%、34%も増加している。この急激な増加の理由は、日本の産業・職業上の技能等の修得、習熟をさせる「外国人技能実習制度」が一因とみられる。
     ベトナムやネパールでは賃金水準が伯国よりも低いため、日本で就労する魅力が伯国より大きい。企業主から見れば、伯人より安価で雇用できる労働力となる。外国人技能実習制度で入国した外国人は一定期間で帰国しなければならないため、日本政府からすれば永住者にならない外国人として歓迎されている部分もあり、14年までは激減した伯人と入れ替わるように増加していた。
     東京五輪に向けて日本の景気が上向いてきたのに伴い、伯国からの訪日就労者も回復の兆しを見せ始めたようだ。
    □関連コラム□大耳小耳
    日本銀行が去年12月に出したレポート「2020年東京オリンピックの経済効果」では、17~18年頃にかけて建設投資が大きく増加すると予想している。伯経済が回復しない限り、今後デカセギの増加も加速するのでは。とはいえ、今年年頭からの世界経済の軟調振りがどう影響するか、今後注目されるところだ。
         ◎
     訪日就労者を長年送ってきた宮崎ツーリズモ(聖市)の宮崎秀人社長は、安倍政権になってから訪日者数が増えたという。去年末に中国の成長が鈍って少し不調だというが、「探せば求人は必ずあるし、行きたい人もたくさんいる」。電子部品などよりも需要が安定している食品工場の募集が多い。「デカセギ経験者でいったん帰伯して結婚し、今回は子連れで行くケースも多い。あと60歳前後の人もけっこう行ってるよ」とのこと。訪日就労は現在は三世までだが、四世向けの特定ビザを解禁すれば、若者が再び行くようになる?

    「訪日客で増収」4割 沖縄公庫が企業調査

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00000012-ryu-oki

    琉球新報 2月17日(水)、ヤフーニュースより
     沖縄振興開発金融公庫は16日、インバウンド(訪日外国人客)による県内企業への影響について調査結果を発表した。回答した企業の約4割が訪日外国人客の増加による売り上げへのプラス影響があると回答した。特に飲食・宿泊業にプラス効果がみられた。今後訪日外国人客の受け入れについて約4割は前向きに受け入れたい方針で、取り組みとして「外国語に対応できる人材の確保」や「旅行会社との提携」の回答が多かった。

     プラス影響の具体例について公庫は「外国人観光客向けの印刷物の受注が増加したほか、県内ビールや泡盛会社の自社工場見学後の製品販売も増加した」と説明した。
     店舗・施設などへの訪日外国人客の来訪有無について、約3割の企業が来訪したと答えた。
     外国人の雇用について、78・5%が「外国人従業員がいない」と回答。雇用している外国人従業員の出身国・地域は、ネパールが32・8%で最も多く、次いで中国本土が29・7%、台湾が21・9%となっている。
     同調査実施期間は2015年11月下旬~16年1月上旬まで。公庫は県内に本社がある法人企業368社に調査票を郵送した。回答企業数は321社だった。
    琉球新報社

    外国人留学生数、全国2位の福岡 就職先は関東や関西に流出 企業とのミスマッチどう解消?

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00010012-nishinp-soci

    西日本新聞 2月16日(火)、ヤフーニュースより
     日本で学ぶ外国人留学生を採用する企業が増えている。国際化が進み、海外展開や訪日客への対応に欠かせないからだ。ところが福岡県の場合、留学生数は東京都に次いで多いのに就職先は関東や関西に集中し、せっかくの人材を流出させている。留学生を受け入れたい地元企業と福岡で就職したい留学生のミスマッチをどう解消するか。県内で取り組みが始まっている。

    【留学生の就職先ランキング】

     日本学生支援機構によると2014年5月現在、県内の留学生は1万4252人で、都道府県別では全国2番目に多い。福岡アジア都市研究所の柳基憲研究主査は「物価が安くて住みやすく、大学や専門学校など受け入れ機関も充実しているため」と分析する。
     一方、法務省の調査では、県内で就職する留学生は475人で全国5位(14年5月現在)。そもそも首都圏などに比べて企業が少ない上、大学が開く就職説明会は大手中心で、既卒者や専門学校生が地場の求人情報に触れる機会はほとんどないという。
     そこで県専修学校各種学校協会は12年から、福岡市で留学生対象の就職説明会を始めた。今年は今月4日に開催。アジア系を中心に約300人が参加し、各企業のブースで採用担当者の話に熱心に耳を傾けた。
     ネパール出身のガウタム・クリシュナさん(26)も日本での就職を望む。今春、福岡市にあるコンピューター関連の専門学校を卒業予定で「外国人が欲しいと言ってくれる企業は多いので、たくさん回りたい」と意欲的だ。特に「福岡で働きたい」との思いは強い。「東京は人が多過ぎる。福岡は住みやすいから」
     企業側のニーズも高まっており、今年は過去最多の29社が参加した。初めてブースを出した福岡市の美容機器販売会社エムズモアは、売り上げの約4割が中国、韓国を中心とした外国人。採用担当者は「深いコミュニケーションを取る上で必要な人材」と期待する。
     14年には、日本で就職した元留学生が福岡市で支援団体CIP(Creative Interchange Platform)を設立。後輩と交流会を開いたり、自己PR動画の作成を指導したりしている。
     今月6日には福岡市でワークショップを開いた。県内8社の担当者らが、採用で重視する点や面接のポイントをアドバイス。韓国出身の大学生カン・レスさん(22)は「どうすれば就職できるか分からないことだらけだった。細かい疑問に答えてもらえた」と喜ぶ。
     「爆買い」ツアーや国際会議、ビジネスで外国人の往来が増えている福岡県。CIP共同代表でインド出身のクマル・ダルメンドラさん(31)は「企業側も留学生と出会う場がなくて困っている。中小企業に直接紹介するなど、懸け橋となりたい」と話している。
    西日本新聞社

    2016年2月16日火曜日

    なぜネパールには、世界で最も急成長している教会があるのか

    Source:http://www.christiantoday.co.jp/articles/19022/20160209/nepal.htm

    2016年2月9日、GOOGLEニュースより
    +なぜネパールには、世界で最も急成長している教会があるのか
    ネパールの首都カトマンズ(写真:John Clear)
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    世界クリスチャンデータベースの数字によると、ネパールは世界で最もキリスト教人口が増加している国の一つだ。
    ヒマラヤ地方にあるネパールでは、1951年の国勢調査の時点で、キリスト教徒の数はゼロだった。61年には458人にまで増加した。しかし、2001年には約10万2千人に、さらに10年後の11年にはその3倍以上の37万5千人となった。
    米国の公共ラジオNPRの報道によると、ネパールの新聞「ナガリク(Nagarik)」のビシュワ・マニ・ポカレルニュース局長は、実際の数はこれよりも多いだろうと述べた。
    教会の類いまれな成長は、20世紀におけるネパールの動乱の歴史と関連している。1950年、ネパールは外国に対して閉ざされたヒンズー教を国教とする王国だった。しかし、90年代の内戦と2008年の王政廃止により、ネパールは王国から世俗的な共和国へと移行した。
    改宗は違法のままだが、ほとんど実効性はない。キリスト教団体は社会的支援などのために入国し、その多くは活動とともに福音を伝えた。
    山岳地帯への伝道を行う「クライミング・フォー・クライスト」(C4C)は、「他の人が行けない、行かない場所」にあえて行く慈善団体の一つだ。
    C4Cの提携宣教団体「救い主だけがアジアの人々を贖[あがな]う(Savior Alone Redeems Asians)」(SARA)のテジュ・ロッカ牧師は、「彼らは病気の人や壊れた家族を見つけては話し掛けて祈りました。すると奇跡的にその人たちが確信を持ち、キリストに従い始めたのです」と述べた。「彼らは人々に、幾らかの食料と衣服を寄付しました。そのため、人々は彼らに耳を傾け始めたのです」
    ヒンズー教のカースト制も、改宗の無意識的な動機となるだろう。低いカーストの人は組織的な差別に苦しんでおり、キリスト教がそこから逃れる道を示す。
    C4Cの創立者で代表のゲイリー・ファルセン氏は、「それだけが唯一の逃れる方法です」と述べた。「そのことを変えるために彼らができることは、社会的には何もありません。そして、私たちが近づいて、イエスと、彼らに対するイエスの愛を分かち合うのです」。ファルセン氏が言うには、制度はいまだ存在するけれども、それは彼らには何の力もなくなるとのことだ。
    しかし、国家の指導者は、キリスト教ブームをあまりよく思っていない。昨年9月に制定された初の憲法では、ヒンズー教を再び国教とするかどうかが激しく議論された。最終的に、議会は世俗憲法を制定する決断を下したが、警察は抗議行動を鎮圧するために放水銃と催涙ガスを使用せざるを得なかった。
    37万5千人という公式の数値は、国の総人口2780万人に比べればまだ少ないが、キリスト教は急激に成長しており、新憲法の信教の自由条項はその教会を励ましている。
    ※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を翻訳・編集したものです。

    日本旅行業協会、観光庁と旅行業25社合同で大学生が旅行業の現場を体験するインターンシップを実施

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160215-00000063-impress-life

    Impress Watch 2月15日(月)、ヤフーニュースより
    日本旅行業協会、観光庁と旅行業25社合同で大学生が旅行業の現場を体験するインターンシップを実施
    写真:Impress Watch
     JATA(日本旅行業協会)は2月1日から2月11日まで、観光庁およびJATA会員の旅行会社25社の協力を得て、大学生を対象としたインターンシップを実施した。土日を除く9日間のプログラムで、旅行業界の現状、課題についての理解を深めると共に、旅行業界への就業意欲を高めて必要な人材を確保していくことを目的としている。JATAが実施するインターンシップは2014年に開始され、今回で3回目。

    【この記事に関する別の画像を見る】

     首都圏の観光系学部・学科がある大学を中心に、観光関連の学部を持たない大学を加え、13大学から45名が参加した。インターンシップは、集合導入教育をはじめ、業態や規模の異なる2社での職場体験をする独自のカリキュラムで進行する。昨年までは100人規模で行なわれていたが、参加する学生の質を高めるため、募集人数を大幅に絞ったという。また、参加学生の理解度向上や大学側との連携強化のため、指導教員に対して、学生ごとに推薦状の提出、インターンシップの事前・事後指導などを条件として、産学連携による学習効果の向上を図っている。

    インターンのスケジュール

    ・2月1日:国土交通省観光庁観光産業課係長 小俣緑氏、JATA理事・事務局長 越智良典氏、JATA広報室長 矢嶋敏朗氏らにより、観光産業や旅行業全体について理解を深める座学

    ・2月2日:リードポテンシャル代表取締役 大嶋博子氏によるビジネスマナー研修

    ・2月3日~5日:インターンシップ1クール

    ・2月8日~10日:インターンシップ2クール

    ・2月11日:総括として、グループ討論と発表、実習の振り返りを行なう。

    ファシリテーターはユナイテッドツアーズ総務部部長 高橋尚之氏

     インターンシップ最終日の2月11日。締めくくりとなる総括のため、学生たちはJATA本部の会議室に集合し、4~5人の11グループに分かれてテーブルに着いた。このグループは、2日目に実施されたビジネスマナー研修のときと同じ組み合わせで、学生たちはすでにお互いを知っているため、朝からインターン先での話が弾んでいた。

     進行役はユナイテッドツアーズ総務部部長 高橋尚之氏。総括のテーマを「共有」とし、「JATA会員の1000社以上ある会員のうちインターン先は1人2社、4~5人集まれば、8社の話が共有できる。また、同じ会社でも違う見方がある」と説明した。また、共有した情報や体験したことを「分析」することが、これからの就職活動のなかで活きていくと述べた。

    「インターンをシップを通して感じた点」「イメージと合っていた点・違っていた点」など、ステップごとに学生たちはシートに記入、グループで情報を共有し発表するという流れで進行した。インターン先で出会った「すごい人」「すてきな人」を共有する時間に、ある学生が「インターン先で内定者が付き添ってくれたが、人事に言われていないのに、就職活動に必要なことをまとめた手作りの冊子を最後の日にくれた」と発表すると、会場中の学生が感嘆の声を上げた。

     最後に、“社長からインバウンド(訪日外国人旅行者)向け新規プロジェクトの提案を依頼された”という想定で、グループごとに企画書を作る課題が出された。学生たちは、自分のアイデアを出したあと、グループのメンバーとアイデアを共有し、最終的な企画書としてまとめて上げていく。タイトル、コンセプト、対象ターゲット、商品・サービスの内容、ポイント・特徴など、A4用紙1枚のシートに簡潔にまとめ、それぞれ発表となった。

     中国人富裕層をターゲットにした日本食体験の企画や、アジア圏の若者をターゲットにした日本のポップカルチャーを体験してもらう企画など、短い時間ながらしっかりと考えられた企画が発表された。なかには、ネパールでテレビドラマ「おしん」が人気であることから、ネパールからの観光客を対象とするターゲットを絞った企画を発表するグループもあった。

     特徴的だったのは、それぞれのグループが発表している内容を、学生たちが一生懸命にメモしていることだった。ほかのグループの企画が、将来的に企画のヒントとして活かせるようにしているのだろうか、募集人数を絞って意識が高い学生たちを集めた効果がきちんと出ていることを感じた。

     JATA事務局長の越智良典氏が登壇し、「興味深く企画を聞かせてもらった。今発表した企画に、市場分析、販売計画を付ければ、ちゃんとした企画書になる。短い時間で企画をまとめる経験は今後役に立つ」と、各グループの企画を評価した。

     さらに「営業職を求めるという企業が多い。営業といってもお客様に合わせて企画を提案して買ってもらうという営業。相手のことが分かってないと提案できず、自分の持っている情報や知識がなくても提案できない。お客様のオーダーメイドを作るクリエイティブな仕事」と、営業の仕事について語った。

     最後に、最近テレビドラマで話題にもなった“ファーストペンギン”の話となり、「自分も若いとき、よく失敗した。みなさんにもファーストペンギンになってもらいたい」とエールを贈った。

     参加した学生に話を聞くと、インターンを経て、旅行業に対する漠然としたイメージから、明確なビジョンを持つように心境が変化した参加者が多かった。桜美林大学リベラルアーツ学群の学生は、「人と関わりたいので、好きな旅行とマッチさせることができればいいと思っていた。人と関わりたいと言っても、漠然としていたが、インターンシップで営業の同行をさせてもらった際、電話やメールではなく、人と直接関わって、相手の表情を見て仕事をしていきたいと分かった。旅行業になるなら営業をやりたい」と語った。

     学生を受け入れる企業は事前に割り振られており、「インターン先の企業を選ぶことができず、興味がある企業に行って話を聞きたかった」(早稲田大学商学部学生)という意見がある一方、「法人旅行は視野に入っていなかったが、インターン先が法人向け旅行会社で、その業務形態を知って法人旅行がやりたくなった」(東洋大学国際地域学部国際観光学科学生)という声もあった。この学生は、自分が作った企画を多くの人に楽しんでもらいたいと思っていたが、商品造成したものを販売する旅行会社に卸す個人旅行と違い、法人向け旅行は自分が作った商品をそのまま営業でき、その声をダイレクトに受けられるということをインターンシップで知ったという。

     JATA広報室長の矢嶋敏朗氏は、「企業が、インターンシップといって単なる説明会を行なっていることが多い。いいところだけ聞いて帰るのはインターンシップではない。旅行業界全体が協力して、“いいところ”も“わるいところ”も見てもらい、それを持ち帰って学んでもらえるようにしている。JATAは、旅行業界によい人材が来てくれるよう、時間とコスト、手間をかけてインターンシップを実施している」と、取り組みについて語った。

     インターンシップ実施による効果については、「観光系学部でもアカデミックなことばかりで現場を教えていない。また、旅行業に対するイメージがうまく伝わっていないため、進路として選択するのに躊躇している。インターンシップを実施することで一定数の学生には理解してもらえた。何割かは旅行業に入る。やらなかったら、迷ったまま来なかったかもしれない」と手応えを感じたようだ。

     今回は、大学の教員の推薦状、事前・事後指導を条件とするなど、学校側との連携を強めた。受け入れ先企業については、受け入れ標準化や評価の体制、カリキュラムの内容など平準化が今後の課題だという。さらに、「高い意識と学校の担保があり、厳しい条件のハードルを越えて、学生たちはインターンシップに参加できます。参加した学生が就職時に、エントリーシートを通す、一次選考を通すといった優遇がされるようになるのが夢ですね」と、理想を語った。


    【トラベル Watch,政木 桂】

    アルピニスト・野口健さんが明かす、ヒマラヤへの思いとは?

    Source:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160215-12200029-webhon-ent

    BOOKSTAND 2月15日(月)、ヤフーニュースより
     アルピニスト・野口健さん------1999年、25歳で七大陸最高峰登頂最年少記録を樹立後は、日本隊に参加して命を落としたシェルパ(ヒマラヤ登山をサポートする案内人)の遺族の生活を補償するため「シェルパ基金」を設立する他、富士山やエベレストの清掃登山、戦没者の遺骨収集など、その活動は多岐にわたります。

     19歳でヒマラヤを訪れてから50回以上もネパールに足を運んでいるという野口さんですが、昨年4月、ヒマラヤ登山中に、ネパール大震災に遭遇。多くの登山隊がヒマラヤを離れる中、現場からの情報発信及び支援活動に従事し、その後、「野口健ヒマラヤ大震災基金」を設立するなど、ヒマラヤの復興に尽力しています。

     そして今月15日、写真集『ヒマラヤに捧ぐ』(集英社インターナショナル)を上梓。そんな野口さんに、ヒマラヤへの想いについてお伺いしました。

    * *  *

    ――写真集を出版された今、改めて震災当時の様子を聞かせて頂けますか?

    昨年の4月25日、ちょうどヒマラヤの山間部、ベースキャンプに向かっていた時でした。あたりはものすごい轟音に包まれ、まるで戦場のよう......。その後、余震も続く中、必死に下山して、やっとの思いでたどりついた村も壊滅状態。全身から力が抜けて行くのを感じました。

    まもなく他の登山隊はみんな撤退していきましたが、僕は現地に留まることにしました。ネパールでは、81年ぶりの巨大地震。たまたまかもしれないけど、僕としては、そのタイミングで現場にいたことに「意味」を感じたんです。そして、何かを伝えなければと、カメラを手にエベレスト街道の村をすべて回りました。

    ――その時に撮影した写真も本作には一部収められていますね。

    はい。震災直後の2週間は、行く先々で倒壊家屋や放心状態の人々を目の当たりにし、シャッターを押し続けました。ただ、悲しみの最中にある人達にカメラを向けるのは、本当にしんどかった。一緒にいたシェルパたちからも「なんでこんなときにカメラを向けるんだ」という雰囲気が伝わってきましたし、実際に嫌な思いをした人だっていたはずです。それでもカメラを向けたのは、「いつか理解してもらえばいい」と思ったから。今、振り返ってみれば、あのとき現場に留まって、写真を撮って良かったですね。

    ――震災から約1ヶ月後に帰国し、メディア向けに記者会見をされていますね。

    あの時は多くのメディアの方々に集まっていただきました。ただ、これは非常に難しい問題で、震災直後というのは、人々の興味もあるからメディアも報道してくれるんですが、時間の経過とともに人の興味が失われていくと、報道そのものが減って行く。人の興味や関心って持続しないし、メディアもリアルタイムで求められるニュースを伝えなければならないですから、仕方のないことなのですけど。

    僕は思うのですが、「伝える」ことと「伝えきる」ことは違う。報道マンは伝えることが仕事かもしれないけど、僕はその気になれば、ずっと伝え続けることができる。だからこそ、僕は伝えきろうと思いました。あの大震災の時にそこにいたのは、そういうことなのかなと。

    ――現場から伝え続けることと同時に、「ヒマラヤ大震災基金」も立ち上げられました。

    基金は半年間で、1億2千万円も集まりました。ただ、実は、昨年5月に帰国してから、次にネパールに行くまでの約3ヶ月、どんどんとネパールから気持ちが離れていたんです。被災して1ヶ月ほど現地に留まり、あらゆる過酷な状況と向き合い、知らず知らずに消耗していたんでしょう。平和な日本に戻ると段々と、ネパールから気持ちが離れていくんです。おそらく人間の防衛本能で「忘れたい」と思うのかもしれない。

    その反面、募金は日本全国からどんどん集まってくる。「これはマズい」と思いました。こうした基金の場合、お金だけでなく、募金してくれた人の思い、善意が詰まっています。僕は絶対にそれを裏切ることはできない。だから、震災当時の思いに戻りたくて、8月に再びネパールに行くことにしたんです。

    ただ、その時期のネパールは雨季。雨で地盤が緩んで、土砂崩れが発生するなど二次被害が多発しており、現地のシェルパも「危ないから来るな」と言う。確かに、現地に行くのは危なかったんですが、このまま現場に行かないで気持ちが離れるのはもっと危ないと思い、半ば強引にネパールに向かったのです。

    ――そのような葛藤を抱えつつも、集めたお金をネパールにしっかりと届けたわけですね。

    次なる課題は、集めたお金をどうやって本当に困っている人たちに届けるか、でした。ネパール政府に全額渡してしまえば、肩の荷は下りましたけど、ネパールでは政府が機能していませんから、間違いなく現地の人にちゃんと届かない。だから、もう自分で直に届けるしかないと思って、約1ヶ月半の間、ネパールに滞在し、村々を回りました。

    集まった募金を、現地の通貨にするとものすごい量の紙幣になるんですが、ポーターと一緒にその大量の札束を米袋に詰め込んで、米の運搬に偽装して運んだんです。政府の方針に反してアンダーグラウンドで実施したので、一歩間違えたら捕まってもおかしくない状況でしたが、最後まで無事に村々を回り、直接お金を届けることができた。それと同時に、
    どの村に何が必要かということも分かりました。やっぱり「現場」に身を置くことにより、ニーズを把握することができたんです。

    ――なぜ、そこまでしてネパールの人々を助けたいと思ったのでしょうか?

    これは関係性だと思います。ネパールへの思い入れは特別なものがありますし、シェルパは家族同然。そんな人たちが絶望の淵に立たされている時に、手を差し伸べないわけにはいきません。例えば僕はアフリカでも活動をしていますが、アフリカで同じような震災が起きて、その時に自分がその場にいたとしても、同じようなことができているかというと、そうではないと思います。ネパールだから、ヒマラヤだから、僕は魂をすり減らしながらも、手助けがしたかった。この写真集『ヒマラヤに捧ぐ』も、そんな思いが込められた内容になっています。


    【イベント情報】
    「 FUJIFILM SQUARE 企画写真展『野口 健×藤巻 亮太 100万歩写真展』」
    会期:2016年2月19日(金)~3月9日(水)10:00~19:00 ※会期中、無休
    会場:FUJIFILM SQUARE
    http://fujifilmsquare.jp/detail/1602190123.html#event160220

    <プロフィール>
    野口健(のぐち・けん)
    1973年8月21日、アメリカ・ボストン生まれ。父が外交官であったため、幼年時代を世界各地で過ごす。1999年、3度目の挑戦でエベレストの登頂に成功。25歳で、七大陸最高峰、世界最年少登頂記録を樹立。清掃登山に尽力するほか、2001年には、日本隊に参加し遭難したシェルパ遺族を補償するために「シェルパ基金」を設立。また、小中学生を対象とした「野口健 環境学校」を開校。2015年、ネパール大震災を受けて「野口健ヒマラヤ大震災基金」を設立。自伝『落ちこぼれてエベレスト』、写真集「野口健が見た世界 INTO the WORLD」(ともに集英社インターナショナル刊)、など著作多数。

    ついに労働者の過半が外国人になったマレーシア

    Source:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160215-00046026-jbpressz-bus_all

    JBpress 2月15日(月)、ヤフーニュースより
     春節(旧正月、今年は2月8日が元旦)は中国の「専売特許」ではなく、世界中の華僑が1年の最大イベントとして盛大に祝う。国民の4人に1人が中国系という世界でも屈指の華僑(約700万人)を多く抱えるマレーシアでは、8、9日が祝日だった。

     新年を祝う飾り物の深紅と金色の超奇抜な巨大提灯や、商魂たくましい中国人らしく商売繁盛をもたらすと伝えられる竹や菊、金柑の木々が、家の軒先から町のいたるところにまで、華やかに彩を添える。

     春節の期間、中華系の多くが約1週間の休みを取るなか、マレーシアでは今年も100万台以上の車が"民族大移動"。首都圏の交通網が元旦前後、大幅に麻痺し、例年通り、大変な交通渋滞となった。

     そんな民族大移動だけでなく、家族や親戚、友人らが集まって豪華にレストランを貸しきって年越しや新年の会食風景も、春節には欠かせない伝統的行事だ。

    ■ 進行するマレーシアの現代病

     しかし、そんな中華系のために祝う伝統的な春節行事も、昨今は外国人労働者抜きには成り立たなくなってきた。背景には労働力不足があり、春節のこの時期、"マレーシアの現代病"が抱える病巣の深層が露となり、その病状の深刻さが浮きぼりになっている。

     春節を祝うマレーシアのお花屋さんは、新年の縁起物である竹や菊、金柑などの木々を買いに来る中華系の客で賑わう。

     特に首都のクアラルンプールに居住する中華系が続々と押し寄せる郊外にある何百軒もの店が連ねるスンガイ・ブローの花卸業者の軒先には、並べられた花々とともに、販売員の外国人スタッフが大きな声を張り上げ、客引きをする姿が目立つ。

     31歳のマヤさんは(仮名)「日本のアジサイもありますよ」と筆者に語りかけてきた。マレーシアでは春節時限定で、欧州などから輸入された種や苗から育ったアジサイを高値で(1鉢80リンギ=約2300円)売っていて、日本人にも人気だ。

     マヤさんは人懐っこい笑顔で人気のスタッフだが、もともとは出稼ぎメイドとして4年前にマレーシアにやって来たという。故郷のインドネシア・メダンには夫と7歳になる娘が暮らしているという。

     マレーシアでは違法とされる人材斡旋業者の口利きでやって来たという。「斡旋料として5000リンギを要求されたうえ、中華系の家庭での過酷な家事に耐えられず、逃げ出した」とこれまでのいきさつを話してくれた。
    ASEAN(東南アジア諸国連合)の優等生で1人当たりGDP(国内総生産)で(ブルネイを除く)シンガポールに次ぐ新興国マレーシアには、母国の4倍から5倍もの高額な給与が得られることから、周辺国からの出稼ぎ労働者が後を絶たない。

     マレーシアの総労働人口約1400万人のうち(2014年)、正規の合法的出稼ぎ労働者は約200万人と言われる。非正規の違法労働者はその2倍以上の450万人近くまで膨れ上がっていると推定され、外国人労働者の数は春節を祝う約700万人の中華系マレーシア人の数に相当する勢いだ。

     数年前までは「4人から5人に1人」だったのが、今では実に、「ほぼ2人に1人」が、外国人労働者が占めるまでになっており、すでにマレーシアは世界で最も外国人労働者の占める比率が高い国の1つになっている。

     また、さらに驚くべきことに、マレーシア政府は今後3年間で、(ムスリム人の)バングラデッシュ人労働者を「合法的に150万人」、受け入れることを決めた。

     これにより、多民族国家の人口構成比(マレー系約65%、中国系約24%、インド系約8%)が1957年の英国からの独立以来、60年ぶりに修正されるという歴史的事態に陥る。結果、外国人労働者総数は約800万人になり、中華系マレーシア人の人口をはるかに超え、マレーシアで「第2位の人口構成群」に躍り出る。

     さらには、中華系の合計特殊出生率が約1.4人と極めて低いことから、それらの外国人労働者が「マレーシア国籍」を得るまで、マレーシアでは外国人が自国民の人口を超える”異例”の事態が続くことにもなる。

     そのうち外国人出稼ぎメイドは70万人とも80万人とも言われ、「その約8割が違法なルートで入国し、全体の7割を占めるインドネシア人の9割が違法出稼ぎメイド」(メイド斡旋業者関係者)だという実態も指摘されている。

    ■ アジアで最高の初期費用

     マレーシアでは、正規で雇用主が支払う新規のメイド雇用に関する初期費用がアジアで最も高額で、現在、1万5000リンギ(約42万円)から1万8000リンギ(約51万円)にもなる。ところが、非正規ルートのメイドだと約1万リンギ(28万円)ほどで済む。

     さらに、正規ルートだと新規雇用申請から最短で雇用するまでに通常で3か月から4か月かかるが、非正規なら「数日から1週間」(業界関係者)で済むなどの事情が大きく影響している。

     また、正規ルートで来たものの、雇用契約途中で失踪し結果、ウエイトレスや場合によっては売春などに手を染めるケースも増えているという。

     フィリピン人のサリーさん(仮名)は、2年前に、合法的にメイドとしてマレーシアに来たが、エージェントの搾取に遭い、雇用期間半ばで逃げ出した。現在は、クアラルンプールのある韓国料理店で違法労働者として働いている。

     彼女は「バングラデシュから来た人など多くの違法労働者の友人がいるが、強制送還よりも怖いのが警察だ」と言う。警察官から暴力を受けたりかつ上げのような形で賄賂を要求されるというのだ。

     警察官に見つかって脅され、月給の2倍近い3000リンギを取られた人もいるという。違法労働者は警察官の汚職や賄賂の格好の温床になっており、違法業者と公的機関が裏で手を結んでいるとも指摘されている。病巣はマレーシア社会の構造的な問題にもなっており、傷口は相当深い。
     マレーシア政府はこうしたなか、2月1日、外国人労働者の雇用に付加される人頭税の値上げを発表した。

     これにより、製造、建設、サービス業分野では、年間1250リンギ(約3万6000円)から2500リンギ(約7万3000円)に倍増。外国人労働者が全体の80%以上も占める農業分野(輸出品第2位のパーム油原材料を生産するパーム農園など)では、現行の590リンギ(約1万6700円)から155%増の1500リンギ(約4万4500円)にまで大きく跳ね上がることになる。

     これにはマレーシア経営者連盟、マレーシア製造業連盟、マレー系商工会議所、マレーシア華人商工会議所、マレーシア・インド商工会議所など、国内主要の経営者、産業団体が強く反対した。その結果、ザヒド副首相が「関係団体と協議する」と発表し、事実上、実施が延期された。

     「ナジブ首相が具体的な実施時期や値上げ幅の再検討を指示した」(政府関係者)とされる。もっとも、「経済の改善を見て、人頭税が値上げされるべき」(マレーシア製造業連盟)と今後、政府と関連産業団体の間で水面下で”妥協線”が引かれ将来的に、段階別に人頭税が値上がる方向性となるだろう。

     資源輸出国であるマレーシアは原油価格下落による収入減に悩まされており、約90億リンギ(約2500億円)もの損失が概算されるなか、その穴を埋めるための財源を外国人労働者への課税強化に求めようというのが、元々のナジブ首相の狙いだった。

     この増税に伴い、当初、歳入40億リンギ(約1090億円)の拡大を予想。ザヒド副首相も「外国労働者の雇用環境が厳格になることを願っており、2020年の先進国入りを目指し、ロボットやバイオテクノロジーなどの高付加価値産業を奨励していく」と息巻くが、電子電気部品製品など輸出分野のトップを占め、GDPの約25%を稼ぎ出す製造業の人材確保が今後、企業にとって困難になるのは必至で、経済全体の成長を引き下げるマイナス要素をもはらんでいる。

     当初、突如とした今回 の人頭税値上げの”異例”の決定を受け、マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)も反対し、マレーシア政府に課徴金の据え置きを求めていた経緯がある。

    ■ 進出する日系企業にも深刻な影響

     マレーシア投資の魅力の1つは、労働集約的な生産拠点としてであるが、多くの日系企業が、2013年の最低賃金の導入、原材料等のコスト拡大、さらには下げ止まらないリンギ安を背景に、人手不足の常態化に悩まされており、マレーシア政府が見据える方向性とギャップが一層、拡大するのは目に見えている。

     さらに、原油価格だけでなく、ナジブ首相の政府系投資会社1MDBがらみの信用不安をいまだに引きずっており(参考1,2,3、4)、通貨リンギ安の進行で、為替差損による実質賃金低下が顕著になっている。

     例えば、マレーシアに最も多くの外国人労働者を供給しているインドネシアの通貨ルピアの場合、以前は100リンギ=約40万ルピアだったのが、約33万ルピアにまで目減りしている。フィリピン・ペソなどでも同様な状況で、「世界一の違法労働者大国が人手不足に陥る危険性も指摘され始めた」(日系製造業界関係者)。

     今回の政府の人頭税に猛烈に反対したマレーシア経営者連盟のシャムスディン常任理事は、製造業界だけでなく「パーム農園などのプランテーションでもすでに人手不足が深刻化している」と話す。

     そのうえで、「これまでインドネシア人労働者に依存してきたが、インドネシアの経済成長に伴い、インドネシアでの人件費が高騰。今では彼らの雇用数も年々、減少傾向にあり、実際の問題は、外国人労働者の問題ではなく、リンギ安で経済がさらに低迷するなか、マレーシア人そのものの雇用ミスマッチに政府がどう真剣に取り組むかにある」とし、政府はむしろ、IT技術導入や自動車業界のようなオートメーション化など、企業に対する優遇政策を積極的に進めるべきだと政府を厳しく批判する。

     実際、外国人メイドを含み、外国人労働者が命綱の製造業、建設業などで就労するインドネシア人、バングラデシュ人、ミャンマー人、ネパール人などが、リンギ建ての本給が母国の通貨換算での目減りが拡大しており、マレーシアを離れ、香港やベトナム、マカオに、脱出するケースが増えてきているという。

     しかし、ザヒド副首相は「マレーシアも日本などのように外国人労働者がいなくても完全雇用でやっていくべきだ」と強気だ。

     一方、マレーシアが見本としたい将来の日本は、逆に、シンガポールやマレーシアのように単純労働者を海外から呼び込もうとしている。

     本来、日本はどうするべきか? 

     外国人メイドの連載の次回は、日本のあるべき姿について、考えてみたい。
    末永 恵

    すき家で包丁 ネパール国籍の男性店員ばかり受難

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160212-00000014-ann-soci

    テレビ朝日系(ANN) 2月12日(金)、ヤフーニュースより
     横浜市で、牛丼チェーン店が相次いで客を装った男による強盗被害に遭いました。警察は同一犯の可能性が高いとみています。

     12日午前1時半ごろ、牛丼チェーン店「すき家」から横浜市金沢区の店舗が強盗に入られたと通報がありました。警察によりますと、客として食事していた男がネパール人の男性店員に無言で包丁を突き付けたということです。店員が防犯ブザーを鳴らしたところ、男は何も取らずに牛丼と豚汁代540円を払わずに逃げました。その1時間後、10キロほど離れた栄区のすき家でも、牛丼を食べていた20代くらいの男がネパール人の男性店員を刃物で脅し、現金約2万円などを奪って逃げました。警察は、犯行の手口がよく似ていることから、連続強盗事件とみて男の行方を追っています。

    カーストフリー・学びをシェア ネパールの「教育」を変えるIT学校

    Source:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160210-00010000-alterna-soci

    オルタナ 2月10日(水)、ヤフーニュースより
    ネパールの「教育」を変える学校が建てられようとしている。同国史上初のカーストフリーな学校で、生徒が別の学校に出向き学びをシェアする。同国には、学校はあるが、先生が無断で長期休暇を取ることは珍しくなく、子どもたちはまともに教育を受けられないでいる。(オルタナS副編集長=池田 真隆)
    この取り組みを行っているのは、シャラド・ライさん(28)。ライさんは、2007年に日本に留学しに来た。東京大学大学院を卒業後、大手通信事業会社で働いている。ライさんは学校建設を通して、これまで同国が抱えていた教育への価値観を変えることを目指している。

    ライさんが企画している学校の名称は、「YouMe(ユメ) school」。特徴は、IT教育に力を入れた点だ。東京大学から、科学教育のための実験・観察器具の提供を受けており、最新鋭の機器をそろえる。最も人間に近いロボット「Pepper」も置くことを検討している。

    だが、ITに特化した学校は、すでに同国にもある。ライさんたちの取り組みがそれらと異なるのは、「リンク」「シェア」「フラット」をテーマに持っているからだ。学校と地域をつなげ合わせるために、子どもたちが学んだ技術を地域社会に還元する。ライさんは、「携帯電話が故障したときに、電機屋さんに行けば1000円で直してくれるが、この学校に来れば無料で修理してくれる」と言う。

    また、他地域の学校へ学びのシェアを行う。週に1回は地域の学校へ、子どもたちが出張して、教わったことをシェアする。そして、カーストフリーな学校にする。カーストの位に関係なく入学できるようにした。日本のように、全員で掃除をする時間を設ける。同国では、カースト制度で下位にいる子どもは毎日掃除をさせられて、上位にいる子どもは掃除をしたことがない。ライさんは、ITエキスパートを輩出するのではなく、同国の教育を変える学校にすると意気込む。
    英紙「近代の奴隷」と表現
    同国には、私立と公立の学校があり、しっかりとした教育を受けられるのは、「私立に通う子どもたちだけ」とライさんは断言する。しかし、私立学校は全体の2割ほどしかなく、かつ、学校が建つ場所は富裕層が住む地域で、学費も高い。私立学校に通える子どもたちは限られている。一方、残り8割は公立学校に通うが、教員の仕事に対する意識は低い。

    ライさんいわく、「先生が学校に遅刻したり、お酒を飲んでくることは珍しくない。突然1年間も学校に来ないこともある」。こうしたことが起きる背景に、教員を管理する組織のマネジメントの怠惰があるという。教員が学校に来ないことで、約8割の子どもたちが中退し、幼くして中東やマレーシアに出稼ぎに出かけるようになる。

    問題なのは、この現状を同国の子どもや親が問題視していないところにあるという。ライさんは、「学校を辞めて、出稼ぎに行くことが当たり前と認識している傾向がある」と指摘する。現在は、日に1700人が出稼ぎに出ており、彼/彼女らは読み書き以外の知識がないため、低賃金で劣悪な環境の仕事に就く。この現状を英・ガーディアンは「近代の奴隷」と評した。
    「社会への恩返し」
    ライさんの学校で働く教員をマネジメントするのは、NPO法人YouMe Nepal Trust。同国の首都カトマンズにあり、その組織のスタッフが教員の勤務状況をITで日々チェックするという。現在は、学校の建設費500万円をクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で集めている。

    ライさんはネパールの田舎で生まれ、私立学校には通えなかったが、父親が代わりに勉強を教えてくれたという。家で勉強ができたことで、国際レベルの学校に入学でき、国から学費・食費・制服を無償で支給されるなど恵まれた環境で教育を受けた。日本にはもともと関心があり、留学することもできた。

    このように育ってきたことで、ライさんは「国にお世話になった。だから、社会に恩返しをしたい」と力を込める。2020年までに6校つくることが目標だ。「教育の大切さを理解しているから、学校を建てている。友人は出稼ぎをしながら生活している。友人たちのためには、何もできないが、友人たちの子どものためには動くことができる」。

    コイララ前首相が死去=震災対応で批判―ネパール

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160209-00000103-jij-asia

    時事通信 2月9日(火)、ヤフーニュースより
     【ニューデリー時事】ネパールのスシル・コイララ前首相が9日、肺炎のため、首都カトマンズで死去した。
     78歳だった。
     1938年、西部ビラトナガルで名門の政治家一族に生まれた。10代で政治家を志し、ネパールに社会民主主義を根付かせる活動を始めたが、60年に当時の国王が全権を掌握した政変を受け、インドへの亡命を余儀なくされた。
     2013年11月の選挙でネパール会議派が第1党になったことに伴い、翌14年2月に首相に選出されたが、主要政党の主張の溝を埋められず、新憲法策定に手間取った。そのさなかの15年4月に発生したネパール大震災では、政治の混乱が救助活動の遅れにつながり、結果として約9000人が死亡したと批判を浴びた。

    ネパール前首相、コイララ氏死去

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160209-00000540-san-asia

    産経新聞 2月9日(火)、ヤフーニュースより
     ネパールの前首相で最大野党、ネパール会議派総裁のスシル・コイララ氏が9日、急性肺炎のため同国の自宅で死去した。76歳。2014年2月から昨年10月までネパールの首相。昨年9月の新憲法制定などに尽力した。1960年から16年間、インドに亡命。一時、投獄生活も送った。

    沖縄の外国人労働者、45%増で過去最多 ネパールが3割

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160209-00000003-okinawat-oki

    沖縄タイムス 2月9日(火)、ヤフーニュースより
     2015年10月末時点の沖縄県内の外国人労働者数は、前年同期より44・6%増加し4898人だったことが沖縄労働局のまとめで分かった。07年に事業主から国への雇用届け出が義務化されて以来、最多となった。外国人を雇用する事業所数も最多の1057カ所に上った。沖縄労働局は増加の要因に、届け出制度の浸透や、人手不足といわれる業界での雇用が進んでいることを挙げている。
     国籍別では、ネパールが最も多く1464人で全体の約3割を占めた。次いで中国が783人、フィリピン673人の順。
     主な産業別では「宿泊・飲食サービス」が最多の735人・174カ所、「卸売り・小売り」が540人・149カ所、「教育・学習支援」が672人、97カ所だった。
     特別永住者などを除いた在留資格別では、留学生が最多の1875人、そのほか就労ビザを持つ労働者が1110人、永住者や日本人配偶者といった身分に基づく在留資格者が1458人だった。国は07年に、事業主に対し外国人労働者の雇用や離職の届け出を義務付け、毎年10月時点の届け出状況をまとめている。

    ネパール首相、19日にインド訪問 関係改善へ

    Source:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160208-00000551-san-asia

    産経新聞 2月8日(月)、ヤフーニュースより
     【ニューデリー=岩田智雄】ネパールのシン首相顧問は8日、産経新聞に対し、オリ首相が今月19日にインドを初訪問することでインドと暫定合意したと明らかにした。物流が停止している両国の国境付近では5日、ネパール新憲法に抗議する親インド住民「マデシ」が設置していた障害物を両国の住民が強制撤去し、トラックの運行が再開した。国境封鎖問題で悪化したインドとネパールの外交関係が改善に向けて動き出した。

     ネパール政府は、20日にモディ印首相と首脳会談を行う方向で調整している。昨年10月に首相に就任したオリ氏の初外遊となる。

     ネパールでは昨年9月、新憲法が制定されたが、南部の「マデシ」住民が権利拡大を求めて抗議運動を行い、インド国境の主要道路の封鎖を始めた。燃料を含む物流の大半をインドからの輸入に頼るネパールでは物資不足が起き、オリ氏は「インドによる非公式の国境封鎖」と非難。インドはこれを真っ向から否定してきた。

     こうした中、ネパール議会は先月、マデシの要求を一部受け入れ、選挙制度を見直す憲法改正案を採択し、インドも歓迎を表明した。しかしマデシは、最大の要求である州区割りが是正されていないとして抗議を続けていた。ネパールは、中国から新たな燃料供給の約束を取り付けており、インド側では「圧力はネパールを中国になびかせ逆効果」(元軍高官)との声が上がっていた。

     ネパールでは、新首相は物流を含め関係の深いインドを初外遊先に選ぶのが通例。オリ氏は訪中を優先するのではないかとの見方もくすぶっていたが、インドはネパールを自国側に手繰り寄せた形だ。ただ、マデシは「封鎖は終わっていない」としており、火種を残している。

    1/1000サイズのエヴェレストが都内に登場! 出演者たちのタフ過ぎるエピソードとは?

    Source:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160208-11120264-webhon-ent

    BOOKSTAND 2月8日(月)、ヤフーニュースより
     連載開始から20年以上の間、国内外で映画化オファーが殺到した夢枕獏の世界的大ベストセラー作品『神々の山嶺』がついに、平山秀幸監督の手によってスクリーンにやってきた! タイトルは『エヴェレスト 神々の山嶺』。主演の岡田准一さんをはじめ、阿部寛さん、尾野真千子さんは、邦画初となるエヴェレスト標高5200M級での撮影に命がけで挑んだのだとか。公開が3月12日に迫る中、都内では完成披露試写会イベントが行なわれ、実際にエヴェレスト撮影を体験した3人を含む俳優陣が登壇しました。

    ♦都内にエヴェレストが登場!?

     会場には、標高8,848mのエヴェレストの1/1000サイズとなる、高さ約8.8mの巨大なセットが登場! 山嶺に俳優陣が登場するやいなや、会場から歓声が湧き上がりました。エヴェレスト史上最大の謎に迫る野心家・深町を演じた岡田准一さんは、「熱い挑戦の大人の映画になり、自分たちも熱い挑戦をしました。ギリギリの環境で、命がけで撮影を敢行したその熱い思いを、たくさんの人に感じてもらえると嬉しいです」と挨拶。


    ♦タフだ...タフ過ぎる...出演者だちの仰天エピソード

     実際にエヴェレストでの撮影に挑んだ岡田さん、阿部さん、尾野さんが、酸素は約半分、気温はマイナス20度という過酷な撮影現場を振り返りました。
     「後ろを歩く阿部さんや尾野さんに弱々しい姿を見せられない」とプレッシャーを感じたという岡田さん。血中酸素検査前にたくさん呼吸をして、数値を上げていたことを「『タフですね』って言われたくて」と笑いながら告白しました。たくましい...たくまし過ぎる!! 「タフ」というワードすら、もはや超えてしまっているような気がします。すると、それを聞いた阿部さんも「後輩に負けてられないと思い、実は僕も(血中酸素検査で)ズルをしました(笑)」と明かしました。

    天才クライマー・羽生役を演じている阿部寛さん。

     また、過酷な撮影だったにもかかわらず、尾野さんは「3キロ太っちゃいました」と笑顔で告白。ご飯も腹8分目で抑えなくてはいけないところ、満腹まで食べ、水分補給はミルクティー。そんな尾野さんを間近で見ていた岡田さんは「彼女は日本で一番タフな女優さんです」と絶賛。そんな撮影エピソードを聞いて、日本で撮影した甲本雅裕さんは、「本当にスゴいと思います。同じ映画に出てるとは思えない!」と、3人のスゴさを改めて実感したようでした。

    ヒロインを演じる尾野真千子さん。

     山岳カメラマンの深町がネパールの首都で古いカメラを発見し、エヴェレストの謎に迫る本作。男達の熱い思いや神秘的なエヴェレストの絶景が、その身を震撼させる! 日本の名優たちが命がけの仕事、ぜひスクリーンで体感してみてください。

    (取材・文/トキエス)

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    『エヴェレスト 神々の山嶺』
    3月12日(土)より公開

    監督:平山秀幸
    出演:岡田准一、阿部寛、尾野真千子、ピエール瀧、甲本雅裕 ほか
    配給:東宝/アスミック・エース

    2016/日本映画/122分
    公式サイト:http://everest-movie.jp
    (c)2016「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会