Source: https://news.yahoo.co.jp/articles/0e913726e18cc6494c4923554b2b821dcfbc915a
新型コロナウイルスの影響でアルバイトの機会が減り、生活に影響が出ている留学生を支援する取り組みです。盛岡の専門学校で食料などを支援する「フードバンク」が行われました。 外国人留学生への「フードバンク」を行ったのは、専門学校などを運営する龍澤学館です。支援を受けたのはグループの3つの専門学校で、医療福祉や観光業などを学び、日本での就職を目指している留学生80人が対象です。 準備されたのは食料品だけでなく、マスクやティッシュ、洗剤といった日用品も含まれていて、これらはすべて教職員や、留学生の支援団体などから提供を受けました。支援品にはそれぞれ値段がつけられていて、留学生たちは1000円分のものを選びました。 このうちネパール出身のライ・ロジーナさん(23)は、新型コロナウイルスの影響で2019年に来日して以来、およそ2年半帰国できていません。 (ライ・ロジーナさん) 「野菜とコメを選びました。カレーとサラダ作ります」 (料理は得意ですか) 「得意ではないですけど作るのは好きです」 夜勤で運送業のアルバイトをしているというロジーナさん。新型コロナウイルスの影響は生活費を大きく左右するといいます。 (ライ・ロジーナさん) 「アルバイトがないとみんな困ります、留学生たち。学費、自分でバイトで働いて払っていますので」 龍澤学館は今回の企画を通じて、外国人特有の食の好みや生活必需品を調べ、今後の支援に役立てる考えです。 (龍沢学館 宍戸諭室長代理) 「チリソースですとか、マヨネーズですとか、食用油ですとか、そういったものが意外と人気があるのがびっくりした。常に利用ができるような形で、さらにこれを拡充していければ」 次回のフードバンクは11月の予定です。
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