Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/b0ee2adeadfa0064292fd9f34a6176670f5c7dbe
【ニューデリー=小峰翔】ネパールの登山隊が16日、パキスタン北部にある世界第2の高峰K2(8611メートル)の冬季登頂に初めて成功した。8000メートル級全14座で唯一、冬季登頂が達成されておらず、多数の死者を出した「非情の山」と呼ばれていた。パキスタン政府などが明らかにした。
ネパール紙カトマンズ・ポストによると、10人で構成された登山隊は標高7200メートルの第3キャンプからアタックをかけ、16時間後の現地時間16日午後5時頃、登頂に成功した。現地は数日にわたり、テントを引き裂くほどの強風など悪条件で、登山隊は登頂のタイミングを計っていた。ほぼ同時に登頂を目指したスペイン人登山家は転落死したという。
パキスタンと中国国境に位置するK2は世界の高峰の中でも難易度の高さで知られる。パキスタンの登山団体幹部によると、2018年6月までに367人が登頂に成功した一方、86人が命を落としている。
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