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2020/12/24 21:12 (JST)12/25 11:25 (JST)updated、GOOGLEニュースより
©千葉テレビ放送株式会社
ネパール国籍の男に懲役18年の判決
去年9月、銚子マリーナのボートから中国籍の女性が遺体で見つかった事件で、女性を殺害したとして殺人などの罪に問われているネパール国籍の男に千葉地裁は24日、懲役18年の判決を言い渡しました。
この事件は去年9月、銚子市潮見町の銚子マリーナのボートから中国籍の王小莉さん(当時38)の遺体が見つかったもので、5年前に王さんの胸を複数回刃物で突き刺し殺害したとして、ネパール国籍の無職、ギリ・ニラジ・ラジ被告(34)が殺人などの罪に問われています。
これまでの裁判で被告は「王さんを殺していない」と殺人の起訴内容を否認しています。検察側は懲役20年を求刑、一方、弁護側は「第3者が殺害した可能性もあり、殺人罪については無罪もありえる」などと主張していました。
24日の裁判で坂田威一郎裁判長は「木箱に遺体を隠しボートに遺棄したのは、被告が事件発覚を免れようととった行動と考えられ、被告が殺害したと強く推認できる」と述べました。
その上で「遺体の傷は心臓に達するものもあり、強い殺意に基づく悪質な犯行だ。被告は被害者を4年間安否不明にして、家族に苦痛を与えた。不合理な供述を続けていて、反省の様子もない」と非難し、懲役18年の判決を言い渡しました。
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