Source:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200322-00000010-tokyotorch-soci
約10年前、ネパール人のラマ・カンチャさん(37)は金融や経済を学ぶために留学生として来日した。現在、唐津市山本で就農し、トマト農家として汗を流す。「聖火ランナーになるなんて夢にも思わなかったですよ」と笑顔を見せた。
趣味の登山を通じて知り合った同市出身の女性と交際を始め、2011年に初めて唐津を訪れた。鏡山から見た虹の松原と唐津湾にほれた。翌年の結婚を機に二人で移り住み、そこから農業を始めた。
ランナーに選ばれてうれしい反面、「地元の人の枠を奪ってしまったのでは」と申し訳なく思う。ただ自分が走ることに意味があるとも感じる。「地域の支えがあって今がある。走ることで、佐賀県と唐津には外国人を受け入れてくれる土壌があると証明したい」
ネパールの少数民族シェルパ族に生まれ、ヒマラヤの麓、標高2700メートルにある村で育った。家族に聖火ランナーになったことを伝えたが、「いまいちピンと来てないようだった」と笑う。調べた限り、過去にネパール人が選ばれた記録は見つからない。同国初の選出として現地メディアからも取材依頼が来ている。
「唐津大好き。来て本当によかった、と何度も思う」。地域愛を燃やして走る。
趣味の登山を通じて知り合った同市出身の女性と交際を始め、2011年に初めて唐津を訪れた。鏡山から見た虹の松原と唐津湾にほれた。翌年の結婚を機に二人で移り住み、そこから農業を始めた。
ランナーに選ばれてうれしい反面、「地元の人の枠を奪ってしまったのでは」と申し訳なく思う。ただ自分が走ることに意味があるとも感じる。「地域の支えがあって今がある。走ることで、佐賀県と唐津には外国人を受け入れてくれる土壌があると証明したい」
ネパールの少数民族シェルパ族に生まれ、ヒマラヤの麓、標高2700メートルにある村で育った。家族に聖火ランナーになったことを伝えたが、「いまいちピンと来てないようだった」と笑う。調べた限り、過去にネパール人が選ばれた記録は見つからない。同国初の選出として現地メディアからも取材依頼が来ている。
「唐津大好き。来て本当によかった、と何度も思う」。地域愛を燃やして走る。
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