Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/7d6f289db61e07f5dccf12348285696e2fc536aa
みなさん、おはようございますこんにちはこんばんは! 武内陶子です。 あっという間に2月になりましたね。昔から、1月は「行く」2月は「逃げる」3月は「去る」と言われる通り、年始からの3カ月は本当にあっという間。うかうかしていると、「気づけば桜の季節~」になっちゃいますね。一歩一歩確かめながら歩みましょ! みなさん、2025年、これまでのところ、いいスタートが切れていますか~。 年女の私は、元日の朝5時からTBSラジオの「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」で、生島さんが冬休みのピンチヒッターとしてラジオの生放送からスタートしました。フリーになって1年、民放の仕事もいろいろとさせていただくようになったのですが、どうもね、あれですよ、NHKになかったあれ。そう、「CM!!」これに慣れなくて。いやね、「NHKはCMがないから大変ですよねー」ってよく言われていたのですが、いやいや全然そんなことなかった。民放のテンポの速さはなかなかのもので、うっかりしているとイヤホンに「陶子さん! 次、CMです! ここで締めましょう!!」と敏腕プロデューサーからの指示が飛んできます。 マイクの前でしゃべりながら、「うわ~どうしよう、話の途中だけど、ここで締めるの? どうするどうする、トーコどうする??』と心の中は大パニック。焦る、焦る。漫画でよくある、アセ、アセっていう文字が頭の中にたくさん思い浮かびます。あんなにいろいろ準備したのになあ、と思ってみてもあとの祭り、アフター・ザ・フェスティバル。NHK時代だって、時計の針とにらめっこしながらきちんと時間に収めてきたのにねー。「習うより慣れろ」は、やはり格言かも。次はもっと慣れて、覚悟を決めてうまくやれるようにがんばりますね。 さて、毎日ハッピーに生きている野生のトーコですが、世の中にはいろいろと大変なことがたくさんあります。私は周りから影響を受けるタイプで、自分は楽しくても、周りにアンハッピーな人がいると気持ちがすっかり巻き込まれてしまって、とっても影響を受けてしまうのです。 先日もこんなことがありました。 近所のネパールカレー屋さんに娘たちとご飯を食べに行った時のこと。お店に、電話で注文したものを受け取りに来た女性のお客さんがいたんです。そして、何やら値段のことでインド人の店員さんと言い合いになっています。女性が自分で計算した値段と、お店から請求された額が違ったらしいのです。 「3250円? そんなはずないわよ、私計算したんだから!! 2850円のはずよ。ちょっと確認してよ!!」とかなりの剣幕。インド人の店員さんは一生懸命説明しているのですが相手は納得せず、おかしいの一点張り。と、女性が、実は古いチラシをみて注文していたらしく、そこから値段が上がっていたということが判明。ようやく理解して「ああ、値段が上がってたの? そんなの知らなかったからね。はいはい、わかりました」と、バツが悪かったのかとても不機嫌に帰っていきました。
■長女が教えてくれた“発想の転換” そんなことがあると私はどうにも心が揺さぶられて、どうしてあんなにひどい言い方するんだろう、とか、なんでもっと優しくできないんだろう? と、すっかり気分が落ち込んでしまいます。 そうこうしているうちに、次に入ってきたお客さんはお持ち帰りの注文。「お持ち帰り!バターチキンカレーね。ナンで!」と慣れた様子で注文。店員さんは、カタコトの日本語で「カラサハ、ドウシマスカ?」。ふむ。「あー、甘口で。あ、やっぱ辛口!!」 おっと、またしてもぞんざいな態度の客です。もう少し丁寧に話してあげればいいのになあ……と、私の気分はどん底。思わず、はーっとため息が。と、向かいに座っている長女が私の落ち込みを感じてか、こうつぶやきます。 「ママ~、世の中のすべての人がもう少し相手のことを思いやれたら、ずっと優しい社会になるのにね~。だって、外国の人がさ、『甘口で! あーやっぱ辛口!』って、そんなアレンジされた難しい日本語を理解するって大変なことじゃない? 偉いよねー」 やだ、あなたなかなかいいこと言うじゃないの。いろいろ苦労させる割にはナイスに育ってるかも、とちょっとうれしい気持ちになるものの、一度影響を受けた私の心はなかなか浮上せず、ふつふつと湧いてくる怒りを止めることができず。 「いや、もうママあかんわ。怒りが体に満ちてきて止まらないわ」 とますます落ち込む私。すると娘が、 「ママ、大丈夫だよ。ああいう人はね、ホラー映画でだいたいゾンビに最初に食べられる人だから。ああいう人、みんな大っ嫌いだから」 へ? ぞ、ぞ、ぞんびに食べられる?? ホラー映画?? あー、いるいる、そういう人、いるねえ。 いやもうそこから大笑い。それ、すごくいいわ。そうか、ああいう人はゾンビに最初に食べられるかあ。私、ホラー映画は怖くてみられないからその発想はなかったわー(笑)。
■「ハッピー変換ツール」をたくさん持つ みなさん、私、この作戦はかなり使えるということに気づきました。自分の感性では受け止めるのがつらい現場に出くわした時、自分の力ではどうしようもない時は、心の中で切り替える! ゾンビに食わせちゃう作戦です! これでこちらの気分はかなり救われます。「あー、そうそう。そうだ。ゾンビに食われちゃうやつだよね! よし!!」って(笑)。 生きるって大変ですよね。こんなふうに自分の思いだけではどうにもならないことがたくさん起こる。しかも、たぶんそれぞれの人に正義があるから他人を変えることは難しい。とすると、自分が変わるしかないのです。いかに前向きに物事を捉え直すことができるか、が幸せへの大切な一歩かも。 私はいつもハッピーな人だと思っていましたが、またまた学びました。どれだけたくさん「ハッピー変換ツール」を持っているかが重要ですね。 さあ、みなさん。今日から合言葉は「レッツ!ゾンビ~!」です。自分と違う価値観の人を全否定するわけではありませんが、どうしても許せない、しかし、どうしようもない、という時には「レッツ!ゾンビ~!」。 また一つ大きな武器を手に入れた野生のトーコです。 みんな、幸せになろうね~!!
武内陶子
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