Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/1687768401f0cf8269225a0843f02d57e4a446fa
テレビ長崎
長崎県内の宿泊施設は深刻な人手不足を解消しようと、長崎県の支援を受けて海外からのインターンシップ生の受け入れを始めています。 長崎県内で働くのは、ネパールの大学で観光について学ぶ学生9人です。 ベッドメイキングをするのは、ネパールの大学生ガウチャン ディラーシャさんです。 12月から雲仙市の旅館で働いています。 大学では観光について学んでいて、日本語は勉強中です。 ガウチャン ディラーシャさん 「私の名前はガウチャン ディラーシャです。私は22歳。(日本語は難しい?)はい、難しいです」 先輩との会話も翻訳機を活用しています。 宿泊業界はコロナ禍をきっかけに人手不足が加速し、解消の見通しが立っていません。 そこで長崎県内の宿泊施設で作る組合は、長崎県の支援を受けて海外の大学生のインターンシップを受け入れることにしました。 今年度はネパールから9人の学生が迎えられ、5つの施設で働いています。 長崎県旅館ホテル生活衛生同業組合 福田 努 副理事長インタ 「人手不足をどう乗り切っていこうかという中で、外国人の雇用は非常に大きいテーマ。両方向、外国人雇用も入れながら日本人の社員の安定につなげる努力を各社が取り組んでいる」 この日は受け入れ先の旅館で見学会が行われ、他の宿泊施設の担当者など8人が出席しました。 こちらの旅館では2023年からベトナムとインドネシアの技能実習生がいて、職場に慣れてもらうために、地元の集まりやイベントに積極的に参加しているなど意見交換しました。 意見交換の様子 「田舎を二十歳そこそこで家族と3年別れて来た。半年別れて来たという中で、知らない国に来る不安を持ちながら働いている姿が日本人にはすごく新鮮に見える」 「社内を潤滑に回す上では非常に新しい取り組みの中で生まれるいい出来事」 伊勢屋旅館 女将 草野 春奈さんインタ 「(外国人を)雲仙小浜で積極的に採用する流れになってきている。実際私たちも一緒に働いてみてとても楽しいので、増えていくといいと思う」 組合ではインターンシップ生が働く長崎市と大村市でも、見学会を開くことにしています。
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