Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/28b391488f933f99cae4f5bb7d416a011cb22fa8
配信、ヤフーニュースより
凸版印刷株式会社は27日、訪日外国人や外国人就労者などとの多言語コミュニケーションを支援する音声翻訳サービス「VoiceBiz」を強化し、音声対応言語・定型文の拡充やアンケート機能の追加を12月に実施すると発表した。 VoiceBizは、手持ちのタブレットやスマートフォンにインストールしたアプリを利用して翻訳を行えるサービス。翻訳エンジンには、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が開発を進めている、深層学習を用いたNMT技術を採用している。 今回は、導入済みの自治体からのニーズが高かった、フィリピン語の音声翻訳に対応し、音声12言語(テキストは30言語)の翻訳が可能になった。また自治体や教育・医療分野向けには、利用頻度の高い会話文を定型文として搭載することで、さらに利便性を向上させた。 例えば教育/学校向けに、「児童が新型コロナウイルスの感染者と特定された場合、出席停止とします」など、新たに44の定型文を登録。対応言語に「ウルドゥ語/ネパール語」を追加した。定型文はこのほか、教育/保育所向け(38文追加、8言語対応)、医療/病院向け(21文追加、10言語対応)が用意されている。 このほか、教育分野向けに、「前期課程」「分散登校」「丁寧語」「音読み」など、新たに固有名詞21語を追加し、翻訳精度の向上を支援。さらに、アンケート機能が追加され、VoiceBizの利用者が、アプリ利用時に翻訳できなかった専門用語(固有名詞)や機能に関する要望を随時送信できるようにした。 価格は、初期費用が10万円、利用料が1台あたり月額5000円。アプリはApp StoreおよびGoogle Playよりダウンロードでき、iOS 11以降、Android 7以降に対応している。
クラウド Watch,石井 一志
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