Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/0ed00ae0334e1e7b564b314d54e83deb1ee0cba9
カトマンズ(CNN) 世界最高峰のエベレスト(中国名チョモランマ)の標高をめぐり論争を続けてきた中国とネパールが8日、新たな測量結果を共同で発表した。 発表によると、エベレストの標高は8848.86メートル。これまで認知されていた8848メートルより高いことが分かった。 ネパール政府の幹部はCNNに、「測量を完了することができて大変誇りに思う」と述べた。 オンラインで開かれた8日の記者会見には、ネパールのギャワリ外相と中国の王毅(ワンイー)外相も出席した。 中国は2005年、独自の測量結果として標高約8844メートルと発表していた。だがネパールはこの調査を承認していなかったため、インドの測量で1955年に発表された8848メートルを引き続き公式の標高としてきた。 15年に起きたネパール地震で標高が変わった可能性も指摘された。ネパールは17年、初めて独自の測量に踏み切った。 中国の習近平(シーチンピン)国家主席が昨年、ネパールを訪問した際、両国は新たな標高を共同で発表することで合意。中国はその後、改めて測量を開始し、チベット側から8人のチームを派遣した。 新たな測量には水準器や重量計、GPSのデータが使われ、両国が分析を続けていた。
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