2015年12月15日火曜日

ネパール研修生と児童交流 「村のために勉強、すごい!」

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151214-00000269-yamagata-l06

山形新聞 12月14日(月)、ヤフーニュースより

 大石田町大石田小(瀧浪敦校長)の6年生34人が11日、町内の地福寺(宇野全匡住職)で日本文化を学ぶネパールの研修生2人と交流し、「生き方を学ぼう」というテーマで総合的な学習を行った。

 2人は同国ズビン村出身のマダン・ライさん(20)とプラミナ・ライさん(19)で、宇野住職と一緒に教室を訪問した。日本語を話せるマダンさんがズビン村について「みんな食べるために勉強より仕事をしなくてはならず、字が読めない、書けない人がいっぱいいる」と説明した。

 夢を聞かれたマダンさんは「村に産業を興したい」、プラミナさんはマダンさんの通訳で「村に図書館を建て、いろんな国の本を置きたい」と話した。子どもたちは熱心にメモを取り、最後に全員でネパールの歌を合唱した。尾崎巧茉(たくま)君(12)は「村のために日本で勉強しているところがすごいと思った」と話していた。

 地福寺は1997年から、ズビン村の若者を寺に滞在させて日本文化を伝え、村のリーダーになる人材を育てている。
山形新聞社

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