Source: http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20151127/CK2015112702000040.html
2015年11月27日
防災資機材などを見学するボハーラ・アムリット・クマールさん(右)ら=高岡市の福岡防災センターで
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ネパールの国会議員二人が二十六日、高岡市を訪れ、市内の福岡防災センターや成美小学校であった避難訓練などを見学し、市役所所で林時彦副市長と会談した。
二人はボハーラ・アムリット・クマールさんとアディカリ・ビシュマ・ナートさんで、二十四日に来県した。
福岡防災センターでは、東日本大震災の写真パネル、防災ラジオなどの資機材や災害時用トイレなどを見て回った。ダミー人形を使った市職員による自動体外式除細動器(AED)の実演も興味深げにメモしていた。「ネパールではAEDは病院にだけある」と言い、一般人が使える環境に感心していた。
成美小は、ネパール大地震への募金活動や被災地講演会などの交流から足を運び、防災の取り組みを視察した。市役所では「防災の先進国の知識や技術を見学したことは大きな勉強になり、国のために役立つ。ネパールに防災知識を広めたい。成美小学校の募金活動は感動的だった」と話した。林副市長は「ネパールも必ず復興できると信じている」と激励した。 (武田寛史)
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