- Source: http://cyclestyle.net/article/2015/12/16/30884.html
6000~7000m級の山が並ぶヒマラヤ山脈、その山々を一度は見てみたい、という想いで春を迎えたオーストラリアから秋のネパールへと向かいました。今回の目的は写真ではなくトレッキング。しかし職業柄カメラをなくしての旅は考えられず最低限のカメラ機材を持ってネパールへ。
さて、私たちグループ15名(リーダー・サブリーダ・荷物運搬係4名を含む)が今回トレッキングで目指したのはネパールのアンナプルナ連峰の一部トロング・ラ(標高5416m)。4日目のチャメ(標高2670m)までは仲良くハイキングと行った感じで進んでいきました。
●5日目チャメからピサングまで
5日目チャメ(2670m)からピサング(3300m)までのトレッキング。約600mの登りです。3000m過ぎたあたりから、少し歩いても疲れやすくなってきて環境の変化を身体が感じていました。
村では、ちょうど収穫祭のようなお祭りの最中で馬たちは着飾り村民たちは楽しそうにしていました。それらで少しは気がまぎれましたがそれでも身体に疲労度はとれないまま。
カメラは持っているものの写真を撮る余裕がなかったのか撮影写真も少なく、またこの日はかなり疲れていたのか、日記はそれで終わっていました(笑)
●6日目ピサングからマナンまで
ピサング(3300m)からマナン(3540m)の短い距離を進みます。
夜は眠れず、疲れも残ったまま朝を迎えました。朝はとても寒く長袖のシャツにジャケットその上にウィンドブレーカー。11時過ぎの休憩をはさみ、午後2時半まで少し登りまた平たんにの繰り返しで進みました。平たんになっても疲れで歩くペースはかなりゆっくり。やっとその日宿泊する場所マナンへ到着。
すでに初期の高山病があっためにベットで横になることに。
今回は幸いなことにメンバーに救急サービスのメディカルスタッフがいたために彼らのアドバイスで、この日からダイアモックスという初期の高山病には有効な薬の服用を始めました。ネパールでは処方箋なしで薬局で購入可能でした(15錠300円前後)。
●ダイアモックスについて
初期の高山病に使うものとして登山家の間ではポピュラーな薬の一つ。
空気が薄くなった場所で呼吸することが難しいときに、呼吸をする中枢を刺激して呼吸を助ける作用があるものです。筆者の症状としては夜眠れない、身体がむくんだ感じがする、疲れがとれない、頭痛など。登坂で普通に呼吸をしたいのにできないという症状もあり15分歩いても息切れするほどつらい症状でした。また食べ物にも少し変化が。普段は朝食にゆで卵を食べる習慣はないのですが、これらの症状が出始めたころから、ゆで卵を食べることから朝がスタートしていました。
●当たり前に思っていた呼吸することの大切さ
今までに感じたことのなかった呼吸をすることの難しさ。
短い距離でも息切れで先に進めなかった、リーダーからは呼吸をするように言われ、自分ではわかっているのにできない苦しさ。他のメンバーが普通に歩いているのに自分ができない、この先は一緒に歩いて行かれるのか、その不安を常に持つようになったのもこの頃。
普段でも有酸素運動での運動にはかなり時間をかけていたので、体力は多少自信はあったものの役に立たず、また酸素が薄くなるのを感じたのは初体験でした。
マナンでは同じコテージに2日滞在予定だったため、自由な時間が取れるかと思っていたにも関わらず、これからまだ登っていくための準備歩行がありました。
服用を開始したダイアモックスの効果が現れるのか、少しでも楽になりたかった筆者は効果を期待しました。
《Australia photographer Asami SAKURA》さて、私たちグループ15名(リーダー・サブリーダ・荷物運搬係4名を含む)が今回トレッキングで目指したのはネパールのアンナプルナ連峰の一部トロング・ラ(標高5416m)。4日目のチャメ(標高2670m)までは仲良くハイキングと行った感じで進んでいきました。
●5日目チャメからピサングまで
5日目チャメ(2670m)からピサング(3300m)までのトレッキング。約600mの登りです。3000m過ぎたあたりから、少し歩いても疲れやすくなってきて環境の変化を身体が感じていました。
村では、ちょうど収穫祭のようなお祭りの最中で馬たちは着飾り村民たちは楽しそうにしていました。それらで少しは気がまぎれましたがそれでも身体に疲労度はとれないまま。
カメラは持っているものの写真を撮る余裕がなかったのか撮影写真も少なく、またこの日はかなり疲れていたのか、日記はそれで終わっていました(笑)
●6日目ピサングからマナンまで
ピサング(3300m)からマナン(3540m)の短い距離を進みます。
夜は眠れず、疲れも残ったまま朝を迎えました。朝はとても寒く長袖のシャツにジャケットその上にウィンドブレーカー。11時過ぎの休憩をはさみ、午後2時半まで少し登りまた平たんにの繰り返しで進みました。平たんになっても疲れで歩くペースはかなりゆっくり。やっとその日宿泊する場所マナンへ到着。
すでに初期の高山病があっためにベットで横になることに。
今回は幸いなことにメンバーに救急サービスのメディカルスタッフがいたために彼らのアドバイスで、この日からダイアモックスという初期の高山病には有効な薬の服用を始めました。ネパールでは処方箋なしで薬局で購入可能でした(15錠300円前後)。
●ダイアモックスについて
初期の高山病に使うものとして登山家の間ではポピュラーな薬の一つ。
空気が薄くなった場所で呼吸することが難しいときに、呼吸をする中枢を刺激して呼吸を助ける作用があるものです。筆者の症状としては夜眠れない、身体がむくんだ感じがする、疲れがとれない、頭痛など。登坂で普通に呼吸をしたいのにできないという症状もあり15分歩いても息切れするほどつらい症状でした。また食べ物にも少し変化が。普段は朝食にゆで卵を食べる習慣はないのですが、これらの症状が出始めたころから、ゆで卵を食べることから朝がスタートしていました。
●当たり前に思っていた呼吸することの大切さ
今までに感じたことのなかった呼吸をすることの難しさ。
短い距離でも息切れで先に進めなかった、リーダーからは呼吸をするように言われ、自分ではわかっているのにできない苦しさ。他のメンバーが普通に歩いているのに自分ができない、この先は一緒に歩いて行かれるのか、その不安を常に持つようになったのもこの頃。
普段でも有酸素運動での運動にはかなり時間をかけていたので、体力は多少自信はあったものの役に立たず、また酸素が薄くなるのを感じたのは初体験でした。
マナンでは同じコテージに2日滞在予定だったため、自由な時間が取れるかと思っていたにも関わらず、これからまだ登っていくための準備歩行がありました。
服用を開始したダイアモックスの効果が現れるのか、少しでも楽になりたかった筆者は効果を期待しました。
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