Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151205-00000000-kyt-l26
京都新聞 12月5日(土)
京都新聞 12月5日(土)
今秋、ヒマラヤの未踏の山、アイチェン峰(標高約6055メートル)に挑戦していた同志社大山岳部の学生たちが登頂に成功し、このほど帰国した。帰路に、今春の地震で被害を受けたネパール東部の学校も訪問し、学生たちは「遠征を通じネパールに親しみを持った。今後も支援を続けたい」と語る。
■地震被災地訪問「支援続ける」
メンバーは2、4年の5人。海外遠征の経験がなく、引き留める意見もあった。未踏峰に挑んできた部の歴史を引き継ごうと、4人の4年生は休学し、国内の山で練習を積んだ。
8月に日本を出発し、同26日に約4550メートルのベースキャンプに到着。さらに数日後、約5600メートルのアタックキャンプ地点に着いた。メンバーの体力を見極めながら、9月3日登頂に成功した。
頂上は、雪や氷に覆われ、人が一人立てる程度の広さしかなかったという。4年高伽耶さん(23)は「すごく天気がよく、周りを一望できた。やっと来た、と思うと力が抜けた」と振り返る。
9月18日に首都カトマンズに戻り、山岳部がこれまで交流を重ねてきた、ネパール北東部クムジュン村の学校を訪れた。学校は4月の地震と5月の余震で壁が崩落するなど大きな被害が出ており、同大OBから預かった約80万円を修復費用として贈った。生徒たちが踊りなどを披露し、歓迎の意を示してくれたという。
高さんは「山岳部90年の歴史の重みを知るきっかけになった。進取の精神やネパール支援などを次代につなぐ重要性を感じた」と話している。
■地震被災地訪問「支援続ける」
メンバーは2、4年の5人。海外遠征の経験がなく、引き留める意見もあった。未踏峰に挑んできた部の歴史を引き継ごうと、4人の4年生は休学し、国内の山で練習を積んだ。
8月に日本を出発し、同26日に約4550メートルのベースキャンプに到着。さらに数日後、約5600メートルのアタックキャンプ地点に着いた。メンバーの体力を見極めながら、9月3日登頂に成功した。
頂上は、雪や氷に覆われ、人が一人立てる程度の広さしかなかったという。4年高伽耶さん(23)は「すごく天気がよく、周りを一望できた。やっと来た、と思うと力が抜けた」と振り返る。
9月18日に首都カトマンズに戻り、山岳部がこれまで交流を重ねてきた、ネパール北東部クムジュン村の学校を訪れた。学校は4月の地震と5月の余震で壁が崩落するなど大きな被害が出ており、同大OBから預かった約80万円を修復費用として贈った。生徒たちが踊りなどを披露し、歓迎の意を示してくれたという。
高さんは「山岳部90年の歴史の重みを知るきっかけになった。進取の精神やネパール支援などを次代につなぐ重要性を感じた」と話している。
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