Source:http://cyclestyle.net/article/2015/12/07/30556.html
2015年12月7日(月)
10月半ばオーストラリアが春になった頃、ネパールへトレッキングの旅にでました。ネパールと言えば、思い浮かぶのは世界最高峰エベレスト。出発前に映画「エベレスト」を見逃してしまったのが残念でしたが。
さて、私たちグループが目指したのは今回トレッキングをしたのはヒマラヤ山脈の中部東西に渡るアンナプルナ連峰のトロング・ラ(標高5416m)。ネパール首都カトマンズを出発して2週間はほぼトレッキング予定。登山ほど急な勾配はないものの、緩く長い登りや下りがあるので体力をできるだけ長い間温存また高山病にならないように気をつけておくのがポイントになるとリーダーから話でした。
●アンナプルナ連峰について
アンナプルナ連峰はヒマラヤの中央に東西に渡り、アンナプルナ山1・2・3・4からなる7500~8000m級の山。エベレストに比べるとまだ低いものの、登山に関しては雪崩が多くまた登るのも困難な山として有名です。私たち一行はこのアンナプルナの山々を見ながらのトレッキングとなりました。
●ミーティングが体調管理に大きな役目
夕食後にあるミーティングでは体調のチェック、翌日の気象変化やトレッキングの注意事項を受けます。高低差があるために、一日のトレッキングでも気温がかなり違います。また朝晩は日中に比べても寒くなるのでトレッキングのスタートは厚く重ねて日中はそれを脱いだり着たりして調節します。
●飲料水が大事
トレッキング中にもっとも大事だったものが飲料水。水道水は普通では飲めないものが多く、浄化剤を入れたり一度沸騰させたものを飲料水として使用します。また中規模の山間部ではコミュニティーが低価格で飲料水を提供、それらを購入しているトレッカーを多く見かけました。
私たちのグループは普段でも2リットルは飲むようにリーダーから言われていたのでデイパックの重さはほとんどが水の重さでした。
●強い日差しの中でのトレッキング、1日目カトマンズから4日目チャメ(標高2670m)まで
ポーター(荷物の運搬役)が大きなリュックを運んでくれるので私たちはデイパックだけを背負って歩きます。ポーターの存在は私たちトレッカーに日々の体力温存に大きな役目を持ち、また歩くことにも集中することができます。
このくらいの標高ではまた日中は汗ばむ陽気で日差しがとても強い。まるでオーストラリアを思い起こさせるほどの強さでした。
この数日間ではまだ疲れが取れないということもなく、目の前に広がる連峰の雪に見惚れていたというのが毎日続きました。
5日目からはいよいよ3000m以上に登っていきます。体調に変化が少しずつ現れてきました。(続)
《Australia photographer Asami SAKURA》
2015年12月7日(月)
10月半ばオーストラリアが春になった頃、ネパールへトレッキングの旅にでました。ネパールと言えば、思い浮かぶのは世界最高峰エベレスト。出発前に映画「エベレスト」を見逃してしまったのが残念でしたが。
さて、私たちグループが目指したのは今回トレッキングをしたのはヒマラヤ山脈の中部東西に渡るアンナプルナ連峰のトロング・ラ(標高5416m)。ネパール首都カトマンズを出発して2週間はほぼトレッキング予定。登山ほど急な勾配はないものの、緩く長い登りや下りがあるので体力をできるだけ長い間温存また高山病にならないように気をつけておくのがポイントになるとリーダーから話でした。
●アンナプルナ連峰について
アンナプルナ連峰はヒマラヤの中央に東西に渡り、アンナプルナ山1・2・3・4からなる7500~8000m級の山。エベレストに比べるとまだ低いものの、登山に関しては雪崩が多くまた登るのも困難な山として有名です。私たち一行はこのアンナプルナの山々を見ながらのトレッキングとなりました。
●ミーティングが体調管理に大きな役目
夕食後にあるミーティングでは体調のチェック、翌日の気象変化やトレッキングの注意事項を受けます。高低差があるために、一日のトレッキングでも気温がかなり違います。また朝晩は日中に比べても寒くなるのでトレッキングのスタートは厚く重ねて日中はそれを脱いだり着たりして調節します。
●飲料水が大事
トレッキング中にもっとも大事だったものが飲料水。水道水は普通では飲めないものが多く、浄化剤を入れたり一度沸騰させたものを飲料水として使用します。また中規模の山間部ではコミュニティーが低価格で飲料水を提供、それらを購入しているトレッカーを多く見かけました。
私たちのグループは普段でも2リットルは飲むようにリーダーから言われていたのでデイパックの重さはほとんどが水の重さでした。
●強い日差しの中でのトレッキング、1日目カトマンズから4日目チャメ(標高2670m)まで
ポーター(荷物の運搬役)が大きなリュックを運んでくれるので私たちはデイパックだけを背負って歩きます。ポーターの存在は私たちトレッカーに日々の体力温存に大きな役目を持ち、また歩くことにも集中することができます。
このくらいの標高ではまた日中は汗ばむ陽気で日差しがとても強い。まるでオーストラリアを思い起こさせるほどの強さでした。
この数日間ではまだ疲れが取れないということもなく、目の前に広がる連峰の雪に見惚れていたというのが毎日続きました。
5日目からはいよいよ3000m以上に登っていきます。体調に変化が少しずつ現れてきました。(続)
0 件のコメント:
コメントを投稿