Source:https://www.kahoku.co.jp/special/spe1211/20200903_05.html
2020年09月03日木曜日、GOOGLEニュースより、
新型コロナウイルスの影響で生活に困っている留学生らを支えようと、仙台市の市民団体「フードバンク仙台」(小椋亘代表)は8月28日、青葉区の仙台国際日本語学校の生徒186人にコメや卵などの食料を差し入れた。支援要請が増えているといい、フードバンク仙台は市民に寄付を呼び掛けている。
食料は市民や団体から提供を受けたり、寄付金で購入したりした。小椋代表らスタッフが同校に持参した。生徒1人当たりの量はコメ3キロ、卵5個。カボチャやナスなどの生野菜、缶詰、レトルト食品も贈った。
同校によると、生徒の大半はネパールやベトナムなど計16カ国からの留学生。コロナ禍でアルバイトを失ったケースもあるという。代表して食料を受け取ったネパール人女性ボーハラ・ヤソダさん(24)と、ベトナム人男性ラム・バントゥさん(23)は「アルバイトが時短になって困っていた。差し入れは助かります」と感謝した。
フードバンク仙台は5月に発足した。企業、個人から食料品の寄付を受け、生活困窮世帯や支援団体に定期的に無償で提供している。支援要請は増加傾向が続いており、寄付された食料品では足りず、運営資金に充てていた寄付金を食料購入に回さざるを得ない状況だという。
小椋代表は「多くの留学生が困窮している。他校に通う留学生にも順次配布していきたいが、足りない状況なので広く協力を呼び掛けていきたい」と話す。フードバンク仙台事務局の活動は月、木、金曜の午前9時~午後5時半。連絡先は070(8366)3362。
0 件のコメント:
コメントを投稿