Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/12ae07395ad364a9f49dc1b684616835345e18e3
タイで23日、同性婚を認める法律が施行された。同性同士のカップルでも男女の夫婦と同様に婚姻を認める。同性同士の結婚を認める法律の施行は東南アジアで初めて。
タイは性的少数者に寛容と言われてきたが、同性婚に必要な法律は未整備だった。
23日に施行された法律は「性別にかかわらず18歳以上の2人に婚姻を認める」などと定めた。結婚に関する規定の文言で「男女」を使わずに「2人の個人」とし、「夫」「妻」も「配偶者」に変更された。
婚姻届を提出した同性カップルは、税金の控除や財産の相続、養子縁組などで、男女の結婚と同等の権利が認められる。配偶者は、病気の治療などに同意することができる。
タイの首都バンコクでは23日、同性カップルによる合同結婚式が開催され、約300組以上が参加する予定だ。国際的なイメージ向上や観光市場の拡大につながることも期待され、観光客が年間400万人増えるとの試算もある。
アジアでは台湾とネパールが同性婚を法制化している。【小泉大士】
0 件のコメント:
コメントを投稿