Source:https://www.asgam.jp/index.php/2019/08/01/silver-heritage-considering-us34-million-offer-to-purchase-all-nepal-assets-jp/
オーストラリアに上場するシルバー・ヘリテージ・グループが、条件付きの法的拘束力のあるオファーを受けたことを公表したことで、ネパールにある統合型リゾート、タイガー・パレス・リゾート・バイラワの売却に一歩近づいている。
インドラ・バハドル・タパ氏からの提案は、ネパール資産を保有するシルバー・ヘリテージの現地子会社の所有権を2,000万米ドル(約21億7,251万円)でタパ氏が取得することによって、同社のネパール事業を3,390万米ドルの企業価値で取得するというものだ。この取引では手元資金で2,000万ドルが支払われ、タパ氏はまたネパールの銀行コンソーシアムから1,390万米ドルの融資を受けると同社は述べた。
水曜の発表の中でシルバー・ヘリテージは、売却は8月15日までにタパ氏が第三者預託口座に300万米ドルをデポジットするか次第で、その後同氏にはデューディリジェンス実施のために30日間が与えられることになると述べた。
売却の検討理由を説明したシルバー・ヘリテージは、「会社の取締役会が提案の条件を検討した慎重な分析の結果、より良い提案がない事、そして以前に公表した通り、継続企業としての能力に重大な疑念が投げ掛けられる可能性のある事情に関わる重大な疑義があるという理由で、取締役会は買い手に対してデューデリジェンスを実施する権利と独占権を与えることに決めた…そうすることで買い手側は最終合意文書が作りやすくなる」と述べた。
シルバー・ヘリテージは、オファーが取引につながる保証はなく、その間も他の資金調達オプションを探し続けると付け加えた。
シルバー・ヘリテージは5月、長年提供してきたベトナムにあるフェニックス・インターナショナル・クラブでのゲーミング運営サービスの突然の契約終了を受けて、ネパール事業の買い手候補を探していることを明かしていた。フェニックスは2018年のグループ収益の約45%を占めていた。
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