Source:https://www.nippon.com/ja/news/yjj2019052100720/
政府が4月に導入した新在留資格「特定技能1号」の技能試験結果が21日、初めて発表された。外食業に関し、業界団体が実施した試験に347人が合格した。合格者は日本語能力の要件を満たしていれば、在留資格を得ることができる。
外食の試験は4月25、26両日に東京と大阪で実施され、460人が受験。合格率は75.4%だった。
合格者を国・地域別に見ると、ベトナムが最も多く203人で、中国37人、ネパール30人と続いた。男女別では男性が231人、女性が116人だった。
特定技能1号は人手不足が深刻な14業種が対象。政府は5年間で最大34万人余りの受け入れを見込み、うち外食では5万3000人と想定している。
次回の外食の試験は、6月24~28日に札幌、名古屋、福岡など計7都市で実施予定。このほか、介護、宿泊の2業種でも4月に試験を実施しており、5月中に結果が明らかになる見通しだ。
特定技能1号の取得は試験に合格するほか、約3年間の技能実習によっても可能。既に実習生だったカンボジア人女性2人が9日に農業(耕種農業)の資格を取得している。
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