2019年6月24日月曜日

東京福祉大系列の専門学校が愛知県に虚偽報告 4000人超の留学生を640人以下に

Source:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00000103-mai-soci

6/13(木)、ヤフーニュースより


 多数の留学生が所在不明となっている東京福祉大(本部・東京都)の系列校で、定員を大幅に超える外国人留学生が在籍していた名古屋市中区の「保育・介護・ビジネス名古屋専門学校」が、学生数を少なく見せるため、愛知県に虚偽の報告をしていたことが13日、県などへの取材で判明した。

 同校には留学生のみを受け入れる国際教養と国際ビジネス情報の2学科がある。関係者によると、2学科には今年5月時点で4000人を超える留学生が在籍。2015年から定員超過の状態が続いていたが、県の毎年の調査に対し、学校側は両学科の定員計640人より少ない学生数を報告していたという。

 同校を運営する学校法人「たちばな学園」は取材に「県に定員増加を申請する準備をしているところだった」と説明。教員を増やしたり、周辺のビルと売買・賃貸契約したりするなどして分校舎5棟を用意し、新たに約5000人を受け入れる予定だったと主張している。ただ、県の認可基準によると、校舎は原則、自己所有物件と定めており、賃貸物件は認めていない。

 同校は全国の日本語学校から留学生を受け入れており、ネパール人が約6割、ベトナム人が約3割を占めている。法人側は「留学生の多くは真面目に勉強しており、所在不明になっている学生はほとんどいない」としている。【竹田直人】

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