2019年3月28日木曜日

韓国は「空気の質最悪」5カ国のひとつ?OECD資料では180カ国中70位圏

Source:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00033094-hankyoreh-kr
3/26(火)、ヤフーニュースより
「インド・中国・ベトナムなど最悪5カ国」の報道 事実と異なり…OECD統計によると韓国は70位圏
 韓国は「空気の質最悪国家」5カ国のうちのひとつであり、その原因は石炭発電の割合が高いため?

 24日午前、「聯合ニュース」は「空気の質最悪5カ国に韓国も…石炭発電の割合も最上位圏」という見出しの記事を掲載した。エネルギー業界とOECDの統計資料をもとに、韓国の空気の質はPM2.5(粒径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質)基準は25.1で、インド(90.2)、中国(53.5)、ベトナム(30.3)、南アフリカ共和国(25.0)とともに世界5位圏に入るほど悪く、石炭発電の比重が高く改善も容易ではないという内容だった。PM2.5に対する関心が高い状況なので、この記事はポータルサイトのネイバーで4000余りのコメントがつき、30以上のメディアが引用するなど関心を集めた。はたして事実だろうか?

 OECDホームページに掲示された「2017年PM2.5基準による国家別空気の質統計」(stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=EXP_PM2_5)によると、調査対象の190カ国余りのうち韓国はセルビアとともに74位に該当する。世界最悪の大気の質の国は、インドではなくネパール(99.9)であり、ニジェール(94.1)やサウジアラビア(92.4)が後を継いだ。インドと中国(19位)との間にはカタールやエジプト、カメルーンなど中東やアフリカ国家が多数布陣していた。ベトナムも5位圏ではなく59位で、南アフリカ共和国は韓国に次ぐ76位だった。日本をはじめ米国や欧州諸国は100位圏以下で、空気の質が良い方だった。

 大気の質の悪さの原因と指摘される石炭発電量の統計も、韓国電力の統計とは違った。報道によれば、2017年の韓国の電力全体のうち石炭発電量(TWh)の割合は46.2%と出るが、国内の電力生産を担当する韓国電力統計は43.1%とやや少ない。報道は英国系石油会社のブリティッシュ・ペトロリアム(BP)が昨年6月に出版した「BP世界エネルギー統計レビュー」を参考にしたものとみられる。

 韓国と中国に石炭発電所が引き続き増えるという内容は事実だが、大気の質の改善が容易ではないという指摘は予断に近い。政府の第8次電力需給基本計画によると、石炭発電容量は2017年の36.9GWから2022年の42GWに増えたが、2030年には39.9GWに調整される。石炭発電の容量が増えても、環境設備への投資を強化し、PM2.5の発生量が減少する可能性もある。環境部の資料によると、石炭発電を通じたPM2.5の発生量は、2015年の3万6300トンから2017年は2万8700トン、2018年は2万4900トンへ引き続き減っている。発電設備全体で石炭発電が占める割合も、2017年31.6%から2022年29.5%、2030年23%と継続的に減る見通しだ。

チェ・ヒョンジュンチェ・ハヤン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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