2016年12月6日火曜日

ネパールの水泳選手ら 東京パラ目指し神戸で合宿

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000004-kobenext-l28
神戸新聞NEXT 12/5(月)、ヤフーニュースより
 東京パラリンピックを目指すネパールの水泳選手3人が、神戸市北区山田町のしあわせの村を訪れ、7日まで日本の強化指定選手と共に合宿している。ネパールは昨年の大地震でプールが損壊するなど練習するのが難しい環境で、同国の競技団体から申し入れがあった。

 市は、東京五輪、パラリンピックの参加国との交流を進める「ホストタウン」に登録された。障害者向けの施設が充実する同村は、その趣旨に添い、海外からの事前合宿誘致に乗り出していた。

 今回、東京に向けて日本政府が主導する国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」事務局に、ネパールパラリンピック水泳連盟から依頼があった。

 選手らは2日に来神。4日は村内プールで、日本身体障がい者水泳連盟のコーチから、泳ぎのこつを教わった。大地震でがれきの下敷きになり、両脚を切断した後に競技を始めたラメシュ・ハッテリ選手(18)は「日本の練習環境がうらやましい。同じ施設がネパールにあればもっと練習を頑張る」と話す。

 ネパールの連盟会長サロジャ・スレスタさんは「母国には室内プールがないので、泳げる季節が限られている。トレーニングの機会が与えられ、本当にありがたい」と語った。

 選手らは今後、同村職員らの案内で「神戸ルミナリエ」などの観光もする。(藤村有希子)

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