Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/52e4f7578959ce136045ae403e7efc7ed8bb5428
配信、ヤフーニュースより
国際協力機構(JICA)は10日、ネパール東部ビラトナガル市の上水道改善計画を対象とする無償資金協力の贈与契約をネパール政府と締結した。限度額は25億4,100万円。同事業の実施期間は2024年11月までの34カ月を予定する。
ビラトナガル市は、インド国境に位置するネパール第3の都市。人口増加と経済発展に伴い水需要が増加しているが、水道水の普及率は19年時点で約30%と低い。また水道の水量・水質とも低いため、上水道施設を拡張・更新して市民の生活環境の改善を目指す。
同事業の主体はネパール水道公社で、総事業費は25億8,500万円。ネパール政府が4,400万円を拠出する。深井戸による取水施設を12基、浄水施設を4基、浄水池・ポンプ棟を4基、高架水槽1カ所、配水管(約97キロメートル)を新たに設置・更新する。設計・入札補助・施工管理などのコンサルティング、浄水施設の維持・管理などの技術移転も実施する。
27年に給水水質でネパール飲料水の水質基準を満たし、給水人口を19年比79%増の9万3,000人、1日当たりの給水量を67%増の1万5,000立方メートルとすることを目指す。
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