Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/7b53c7b0bbaf887411b55c9e2ff8e90d386932fb
配信、ヤフーニュースより
【リビウ(ウクライナ西部)=笹子美奈子、三浦邦彦】ポーランド国境に近いリビウでは25日から午後10時~午前6時の夜間外出禁止令が発令され、街の様相が一変した。イルミネーションが消え、空襲を警戒して夜11時以降は消灯となり、街は暗闇に包まれた。 キエフ郊外上空に多数の軍用ヘリ【動画】
美しい街並みが広がるリビウは、世界遺産に登録され、23日までは街を歩く人の姿も多かった。しかし、24日以降、通りから人の姿は消え、商店はシャッターを下ろした。人々は自宅やホテルで息を潜め、代わって警備兵が街を巡回している。
一方、明け方には不気味なサイレンが連日響き渡っており、ホテルの宿泊客らは寝間着姿でドアから飛び出し、地下のシェルターに逃げ込む。
各国の大使館が臨時事務所を構えるリビウはポーランド国境から約75キロ・メートルと近く、24日以降は東部から逃れてきた人々が急増している。市中心部のホテルの宿泊客は前日から倍増し、26日に記者が避難したシェルターはすし詰め状態に近くなった。キエフから逃れてきた20歳代のネパール人の留学生は、「これからポーランドに向かいたいが、現金がなくなったので送金を待っている」と不安げな様子で話した。
市当局はロシア工作員の潜入を警戒している。市内の各所では26日、検問所が設けられ、市内に出入りする人をチェックし始めており、緊迫の度合いが増している。
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