Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/d2ae9e42ab27770eae79069d1e0601f61eb5d396
福島テレビ
2024年1月に運航する福島空港から台湾へのチャーター便。運航開始を前に福島県内の温泉地では、早くも多くの観光客の姿が見られた。その背景には、コロナ禍でも続けた“おもてなし”の強化があった。 <コロナで落ち込んだ県内観光> 「ようやく本格的に需要が拡大できる、今年の後半かなって思います。とはいえ福島、まだまだもっと伸ばせる」と福島県の内堀知事が挨拶をした、県内の観光についての意見交換会。コロナ禍で大きく落ち込んだ県内観光をどう盛り上げていくか、その一手について意見が交わされた。 旅館関係者が期待を寄せるのが、インバウンド。とくに2024年1月からチャーター便が運航する“台湾からの観光客”に期待している。 <インバウンドを見据えた準備> 福島市土湯温泉にある旅館・水織音の宿「山水荘」。2023年の台湾からの宿泊客は、予約も含め約3400人に上る。その数は、年間の宿泊客全体の2割を占めるほどだ。 震災後から台湾の観光客を呼び込もうと、現地の旅行会社に営業をし旅館内の案内や食事の献立なども台湾の言語に対応してきた。 また海外観光客に対応できるよう、外国籍のスタッフの採用にも力を入れ、現在ではアメリカやネパール国籍などの9人が働いている。 <台湾をきっかけにインバウンドの加速を> こうした努力が実を結び、2024年は台湾からの宿泊予約が2023年の倍以上の7000人に迫っている。 山水荘の渡邉いづみ専務は「台湾のお客さんがいま主流で、タイ・ヨーロッパのお客様もどんどん福島県に訪れて、それで福島の良さを知って頂くとありがたい」と話す。 台湾をきっかけに、福島県内のインバウンドがさらに加速することを願っている。
福島テレビ
0 件のコメント:
コメントを投稿