Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160814-00000017-fsi-bus_all
SankeiBiz 8月15日(月)、ヤフーニュースより
バングラデシュは、南アジアでインターネット普及率が最も低い水準にとどまっているもようだ。国際電気通信連合(ITU)によると、同国のネット普及率は総人口(約1億6000万)比で14.4%となっている。ただし、同国政府はこの数値を否定し、修正を求めているようだ。現地紙デイリー・スターが報じた。
ITUによると、南アジア地域でネットが最も普及しているのはインド洋の島国であるモルディブで54.5%。以下、ブータン(39.8%)、スリランカ(30.0%)、インド(26.0%)、パキスタン(18.0%)、ネパール(17.6%)と続き、バングラデシュは最下位だった。
また、世界銀行も今年発表した報告書「世界開発報告2016、デジタル化がもたらす恩恵」で、バングラデシュ国内でネットへのアクセスがない人口が1億4800万人に上り、世界で5番目に多いと指摘した。
専門家は、バングラデシュのネット普及率の低さについて、政府が公共サービスのオンライン化を進めていないために国民にとって利点が少ないことと、政府方針に基づく規制が厳しく民間による通信網の全国展開が難しいことが要因としている。
こうした統計に対し、バングラデシュ政府は不快感をあらわにしている。ICT(情報通信技術)担当の国務大臣パラク氏は、自国の通信規制委員会(BTRC)の統計を基にネット利用者を6330万人、普及率は40%と主張。「国の信用を損なう」としてITUなどに修正を求めていく意向を示した。(ニューデリー支局)
ITUによると、南アジア地域でネットが最も普及しているのはインド洋の島国であるモルディブで54.5%。以下、ブータン(39.8%)、スリランカ(30.0%)、インド(26.0%)、パキスタン(18.0%)、ネパール(17.6%)と続き、バングラデシュは最下位だった。
また、世界銀行も今年発表した報告書「世界開発報告2016、デジタル化がもたらす恩恵」で、バングラデシュ国内でネットへのアクセスがない人口が1億4800万人に上り、世界で5番目に多いと指摘した。
専門家は、バングラデシュのネット普及率の低さについて、政府が公共サービスのオンライン化を進めていないために国民にとって利点が少ないことと、政府方針に基づく規制が厳しく民間による通信網の全国展開が難しいことが要因としている。
こうした統計に対し、バングラデシュ政府は不快感をあらわにしている。ICT(情報通信技術)担当の国務大臣パラク氏は、自国の通信規制委員会(BTRC)の統計を基にネット利用者を6330万人、普及率は40%と主張。「国の信用を損なう」としてITUなどに修正を求めていく意向を示した。(ニューデリー支局)
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