Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/4d2becad2d5739e966993739c6210ccef3449174
所ジョージがMCを務める「所さんの世田谷ベース」(毎週土曜夜10:00-10:55、BSフジ)の第434回「やめられないネェ。」が3月8日(土)に放送された。所ジョージ的モノの考え方や閃いた遊び、世の中の楽しみ方を発信する同番組。所が思わず引き込まれてしまったある動画やモデルガンのカスタムについて語られたほか、新曲の披露がおこなわれた。 【画像】所ジョージ、安いショットガンのモデルガンをカスタムする楽しみを語る ■説明なし、編集なしの動画に引き込まれた所 今回の放送は世田谷ベースの一室でショットガンを構えた所が「やってきたな、世田谷ベース!」と銃口を向けてくるやんちゃな芝居からスタート。トリガーを引くと音が鳴るショットガンのモデルガンを披露しつつ、季節の変わり目で気温が安定しないためガレージではなく部屋からスタートしているのだと語った。 その後、話題は所が奥さんと夜中に見ているというネパールの山奥に住んでいる家族の映像(「lajimbudha」というYouTubeチャンネルとのこと)に。映像には構成もなく、企画もなく、ナレーションも編集も一切なし。撮影しているのが息子なのおじさんなのかさえわからないなど、映像に映る人々の家族関係がどうなっているかもまったくわからない。 だがそんなホームビデオらしい映像が「やめられないの」と所。まったく説明のない映像だけに、所と奥さんで「ここが夫婦なのかね」「いやこっちと夫婦で娘かね」など解釈や推理を交えながら語るのもまた面白いのだという。 説明もなくただ撮っているだけの映像が非常に面白いと語る所は、自分も映像を作る時に説明や編集などをしないようにしようとぽつり。見る側が勝手に自分で考えていく方向にしたい、と「lajimbudha」の影響を強めに受けていることを明かした。 ■モデルガンのカスタム事情のほか、所の新曲も披露 やがて話題は、冒頭で撮影スタッフを出迎えた手元のモデルガンに移る。MARUZENの「WALTHER PP BLOW BACK」というハンドガンを“ビフォー”として見せると、続いて「私が仕上げると、こんなんなるわけ」と所がカスタムした作品を取り出した。特にグリップ部分が入念に加工されており、トリガーに近い部分がしっかり磨かれてツルッとした質感に変化。元のグリップは滑り止めのためにデコボコしたパターンが刻まれているのだが、それをリューターなどで丁寧に削っていったのだとか。 さらにモデルガンのバレルからちらっと覗く内部パーツに色を塗ったときの話として、塗料が乗るため厚くなるため「0.1~2mm」ほど接触するパーツを削るようにと忠告する所。「やる人いないかもしんないけど」と言いながらささっとモデルガンを分解するスピードは、さすが手慣れたものだ。 続けて「CA870 ショットガン」などのカスタムモデルも披露。もともとが高価ではないモデルのため、目に見えてしまう不満点をすべて自分で加工していくのだという。気温によって塗料のポテンシャルが変わってしまうため、部屋を閉め切って25度以上にしてから塗装をするなど工夫が必要になると経験談を語っていた。 なかには短く切り詰められたショットガンのストック部分に「慌てて割ったためできた傷」があるのだとか。1つひとつのカスタムに物語も込められているのが、所流のカスタムの楽しみ方のようだ。 話は変わり、旧友・なぎら健壱から電話があったエピソードに。先日所が獲得したレコード大賞作曲賞の受賞を祝われたあと、さっそく歌を作るように頼まれたという所。自分で作りなさいと伝えると「レコード大賞作曲賞の名前が欲しい」と正直な返答が返ってきたため、所は面白くなって「注文をきいとくれ」という曲を書き上げる。「俺も偉いよな、弦を張り替えちゃったよ」「流石レコード大賞作曲賞だね!」と笑いながらギターを持ち、なぎら健壱に寄せた歌声を披露した。 ■チャンネル、モデルガン、新曲など、所の好きなものが詰め込まれた内容 所が思わず引き込まれてしまった「lajimbudha」。そわそわするほど影響を受けていた所だが、同チャンネルにインスパイアされた映像作品が見られる日は来るのだろうか。とはいえ「世田谷ベース」自体、企画も台本もなく進めている「lajimbudha」に近いイメージなのだが…。 またモデルガンの話では、所らしさ全開。さすが趣味人といった風情で、さまざまなモデルガンが所なりに改造されているようすが見られた。磨いた時点ではフラットになっているのかわからないため、色を塗っては削り色を塗っては削り…という作業は神経を使いそうだ。 所が好きなことを好きに語り、好きに展開していく「所さんの世田谷ベース」。次回は3月15日(土)にBSフジにて放送される。また、今回紹介した第434回「やめられないネェ。」はTVerおよびFODで視聴可能だ。

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