Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/affc18607bab0bc0fab463e2de16f3e1caae95cc
カトマンズ、ネパール、7月11日 (AP) ― ヒマラヤ山脈のネパールと中国の国境地帯で7月8日未明、モンスーン豪雨による洪水が発生し、国境通過点ラスワガディの友好橋が流失し、少なくとも9人が死亡、19人が行方不明となっている。 現場にはネパール側から救助隊が到着し、洪水発生から一夜明けた9日、行方不明者の捜索が始まり、増援部隊もまもなく到着する見込みだ。 これまでに9人の遺体が収容され、インド人4人と中国人1人を含む55人が救助された。 ボテコシ川の氾濫で、首都カトマンズから120キロ離れたラスワガディで友好橋が流失。 国境通過点周辺の民家数戸と、税関審査待ちの複数台のトラックが流された。 同通過点には中国から輸入した数百台の電気自動車も駐めてあった。 ネパールの国家災害危機削減管理庁によれば、行方不明となっている19人のうち、13人がネパール人で、中国人は6人だという。 また、ネパールの中国大使館によると、中国人とネパール人8人は、ネパール側で進められていた中国支援の建設プロジェクトで働いていたという。 友好橋の流失の結果、このルートを経由する中国からネパールへの交易は、すべて停止されたが、遠回りだが物品を中国からインドへ海上輸送し、陸路ネパールに輸送する代替ルートがある。 モンスーンの雨期は6月から9月まで続き、ネパールでは頻発する洪水でインフラが破壊され、人命が危機にさらされる。 (日本語翻訳・編集 アフロ)
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