2017年5月9日火曜日

ネパールから五輪選手輩出へ 兵庫のNPOが支援

Source: https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0507/kob_170507_8940810356.html
神戸新聞5月7日、GOOGLEニュースより


2015年に大地震で被災したネパールを支援するNPO法人「ラリグラス」(兵庫県三木市志染町窟屋)理事長の水場あけみさん(44)が、同国選手を支援する「東京五輪・パラリンピック出場を目指す会」の日本支部代表を務めている。今春、ネパールを訪れて競技関係者らと交流。現地の総合スポーツ施設建設に向け、国内外の各団体などへ協力を働きかけていく。水場さんは「大きな舞台を目指す選手の夢を育みたい」と意気込む。(井川朋宏)
 ラリグラスはネパール語で国花のシャクナゲを意味する。発足は2014年で関西国際大教授や有志ら14人でつくる。スラム街の炊き出しや障害者支援などに取り組む。
 水場さんは今年3月27日~4月8日、ネパールに入った。ラリトプル市の卓球協会やネパールパラリンピック水泳協会を中心とした新組織の立ち上げに加わった。整備が遅れている屋内プールや体育館、テニス場などを一堂に備えたスポーツ施設の建設を目指し、テニスなど各競技団体の組織入りも進めている。
 ネパールではバリアフリー施設が不足し、障害者が運動する環境が整っていない。東京大会に向け、水場さんは「スポーツを通じて障害者福祉を根付かせたい」と生き生きと語る。
 現地ではこのほか、上の丸保育所(三木市上の丸町)の幼児が復興を願って描いた絵を被災した学校の子どもに贈った。4月2日の国連の「世界自閉症啓発デー」では現地団体と協力し、世界遺産の巨大仏塔ボダナートを青く照らしたという

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