2017年5月18日木曜日

<エベレスト>6500m地点でごみ分別 中国が対策強化

Source: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170515-00000030-mai-soci
ヤフーニュースより
毎日新聞 5/15(月) 
 【上海・林哲平】世界最高峰のエベレスト(チョモランマ、標高8848メートル)の登山ごみ問題に対応するため、中国のチベット自治区は標高6500メートル地点にあるキャンプとベースキャンプを結ぶ登山ルート上にごみ分別ステーションを設置する。中国国営新華社通信が伝えた。キャンプ地にはごみを分解する装置も作る予定で、搬出しやすい仕組みを作ってエベレストのごみ問題対策を強化する。

 エベレスト登山は北のチベットルートと南のネパールルートがあり、近年はツアーを含めて年間数百人が入山。登山者が残した使用済みの酸素ボンベ、テントなど登山用具や生ごみなどが問題になっている。5月に実施された清掃活動では4トンのごみが運び出された。

 自治区体育局は毎日新聞の取材に、処理方法や設置時期は未定だと話した。

 新華社によると、自治区体育局幹部は「海抜の高い地域にふさわしい廃棄物処理の新しいモデルを探っていく。国内外の登山家の需要を満たし、山の生態環境を保護し続ける」と強調。エベレストや富士山で清掃登山に取り組む登山家の野口健さんは「エベレストを巡る中国側の環境意識は向上していて、今回の計画は環境保護にプラスになる」と期待を込めた。

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