Source:https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201611/0009648415.shtml
2016/11/8神戸新聞NEXT、GOOGLEニュースより、
ネパール・ヒマラヤ山脈の未踏峰ナンガマリ2峰(6209メートル)の登頂に成功した登山家重広恒夫さん(69)=神戸市中央区旭通4=が率いた登山隊が8日午前、関西空港に帰国した。日本山岳会関西支部(大阪市)のメンバーや隊員家族ら約20人が出迎え、未踏峰制覇と無事の帰還を喜んだ。
重広さんはオニツカ(現アシックス)入社後の1973年に初めて世界最高峰のエベレストを目指した。悪天候に阻まれ登頂は逃したが、77年には高さ世界第2位のK2(8611メートル)の南東稜(りょう)登頂に日本人で初めて成功するなど22年で14回、ヒマラヤに登った。
95年、エベレストの南東にあるマカルー(8463メートル)での指揮を最後に国内に活動の場を移したが、今回、「登山技術やノウハウを若手に継承したい」と21年ぶりにヒマラヤに挑戦。9人の隊員と3年間、勉強や訓練を重ね、偉業を成し遂げた。
2カ月ぶりに帰国した重広さんは、出迎えた山岳会のメンバーと握手し、「全員が無事に帰れてほっとしている。これほどすごい山がよく未踏峰で残っていたと思った。支えてくれた仲間たちと全員で登ったと考えている」と笑顔を見せた。(小西博美)
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