Source:http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20160914-OYTNT50200.html
2016年09月15日、GOOGLEニュースより
◇昨年の地震で被災19人 愛大で
2016年09月15日、GOOGLEニュースより
◇昨年の地震で被災19人 愛大で
約9000人が死亡した昨年4月のネパール地震で被災した同国の高校生19人(16~19歳)が14日、愛媛大(松山市)を訪れ、日本での災害への備えや防災教育の取り組みを学んだ。
被害の大きかったダディン郡出身の高校生が外務省の事業で招かれ、10日に来日。東京で日本の文化に触れ、愛媛大に同国出身のネトラ・プラカシュ・バンダリ准教授(土木施設工学)がいることから同大学に来ることになった。
この日、講師を務めた香川大工学部の長谷川修一教授は、阪神大震災や東日本大震災の教訓から、日本では防災教育に力を入れていることを紹介。海がないネパールでも氷河が解けて湖の水位が増し、堤防が決壊する「山津波」の危険性があると指摘した。
この後、バンダリ准教授が地滑りなどネパールの自然災害について説明。被災した生徒たちは「地震後、しばらくして屋外に出た直後に家が壊れた」「地震では多くの家畜も死んだ」などと経験談を語った。
愛媛大理工学研究科の井出皓介さん(24)は、防災訓練や地域での話し合いなどに参加するため、学内で結成した「防災リーダークラブ」について発表した。
家が全壊し、テント生活を送っているジバン・グルンさんは「松山市では住民が集まって地域防災の勉強会を開いていると知り、いいことだと思った。災害に備える訓練をネパールでもしたい」と話した。
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