Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/1720096f5ecaa9fdf02defcd26e6e062b38e5ee8
韓鶴子総裁の嫁との電話で 韓国の第20代大統領選挙とジンバブエの大統領選挙でも 旧統一教会の不法資金支援に言及した事実を確認
旧統一教会(世界平和統一家庭連合)のユン・ヨンホ元世界本部長が、韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁の息子の配偶者(嫁)との通話で、韓国の第20代大統領選挙、さらにセネガルとジンバブエの大統領選挙でも旧統一教会が不法資金を支援したと言及した事実が確認された。ユン元本部長が国内外の選挙資金支援の不法性を認識していたと推定される内容だ。 18日、ユン元本部長と鮮鶴学院のムン・ヨナ理事長(韓総裁の嫁)が1月に電話で話した録音記録によると、ユン元本部長は「ホーリーマザーに仕えて9年になる。9年間で例えばマザーはジンバブエ大統領選挙に資金を提供した。セネガルの大統領選挙資金も支援した。それは全部違法だ。マザーにそう言った。『マザー、これは違法ですが、こんなことをしなければなりませんか』。『国家復帰』のためにやれと言われた。(それで)私は方法を探した」と語った。ユン元本部長に対する検察捜査が本格化したことを受け、旧統一教会が彼を鮮文大学から解任し、「トカゲのしっぽ切り」をしようとしたことを受け、「すべて韓総裁の意向(によるもの)だった」とし、ムン理事長に不満を打ち明ける内容だ。「復帰」とは統一教会では一種の伝道を意味する言葉で、ユン元本部長は国会議員など国家の権力者との関係づくりを「国家復帰」の一環と言ってきたという。このところ物議をかもしている韓国内の与野党政治家に対するユン元本部長の金銭支援も、このために進められたものとみられる。ミン・ジュンギ特別検察官(特検)チームはこの録音記録で、ユン元本部長が「第20代大統領選挙当時、旧統一教会が大統領選挙資金を支援した」という趣旨で語った内容も確認した。これとは別に、特検チームはユン元本部長が尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の当選後、韓総裁に言った「大統領選挙を数日後に控えて緊急に下した天の命令を活動前線まで下達し、迅速に使命を遂行することができた」という内容の書信報告も確保した。 特検チームはこれを受け、ユン元本部長と韓総裁などが自分たちの政治的影響力を拡大するために外国の指導部や政治家に選挙資金を支援し、これらが不法であることを認識していた可能性があると判断した。特検チームは今年10月、韓総裁とユン元本部長らが2022年の大統領選挙を控え、地域別に「国民の力」側に2億1千万ウォン(約2200万円)の支援を指示し、ネパールやセネガルなど他の国にも60万ドル(約9300万円)を選挙資金として支援した疑い(業務上横領など)などで起訴した。韓総裁側は1日、裁判で国内資金支援については「政治に関与した事実はない」とし、各国への選挙支援については「政治的目的ではなく、人道目的だった」と述べ、疑惑を否定した。 キム・ガユン、ペ・ジヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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