Source:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180326-00000034-jij_afp-int
3/26(月) 、ヤフーニュースより
3/26(月) 、ヤフーニュースより
【AFP=時事】ネパールで昨年末に救出された、同国最後とされる「踊る熊」2頭のうち、1頭が移送先の動物園で死んだことが分かった。この事態を先週の21日に明らかにした動物愛護活動家は、熊の死は動物園側の「怠慢」によるものと非難している。
19歳の雄のランギラ(Rangila)と17歳の雌であるスリデビ(Sridevi)の2頭のナマケグマは、芸を仕込まれ、見せ物とされていたが、警察と動物愛護団体が昨年12月、ネパール南部で大道芸人の下から救出した。
2頭はその後間もなく、首都カトマンズ近くの動物園に移送され、展示用のおりに入れられたものの、数週間後にスリデビが死んでしまったという。
2頭の救助に携わった動物愛護団体「ジェーン・グドール・インスティテュート・ネパール(Jane Goodall Institute Nepal)」のニラジ・ゴータム(Niraj Gautam)氏は、「スリデビは肝臓に問題があり、黄疸(おうだん)だったと聞かされていた」と語り、「2頭は徹底的に検査されるべきだったが、何もしなかった。それは怠慢だと指摘したい」と強調した。
一方、同国政府は国内で2頭を収容できる施設はその動物園だけだったとし、世話に当たった動物園側を擁護した。
熊の見せ物は1972年にインドで公式に禁止され、翌年にはネパールでも非合法化された。しかし、ネパール南部の一部地域では最近まで存続していた。【翻訳編集】 AFPBB News
19歳の雄のランギラ(Rangila)と17歳の雌であるスリデビ(Sridevi)の2頭のナマケグマは、芸を仕込まれ、見せ物とされていたが、警察と動物愛護団体が昨年12月、ネパール南部で大道芸人の下から救出した。
2頭はその後間もなく、首都カトマンズ近くの動物園に移送され、展示用のおりに入れられたものの、数週間後にスリデビが死んでしまったという。
2頭の救助に携わった動物愛護団体「ジェーン・グドール・インスティテュート・ネパール(Jane Goodall Institute Nepal)」のニラジ・ゴータム(Niraj Gautam)氏は、「スリデビは肝臓に問題があり、黄疸(おうだん)だったと聞かされていた」と語り、「2頭は徹底的に検査されるべきだったが、何もしなかった。それは怠慢だと指摘したい」と強調した。
一方、同国政府は国内で2頭を収容できる施設はその動物園だけだったとし、世話に当たった動物園側を擁護した。
熊の見せ物は1972年にインドで公式に禁止され、翌年にはネパールでも非合法化された。しかし、ネパール南部の一部地域では最近まで存続していた。【翻訳編集】 AFPBB News
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