Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/6b9e73715c5d3bb8c4cdfa8d87c2127cdb14c981
ネパールと中国の国境沿いで26日に発生した洪水では、多数の死傷者と行方不明者が出ており、捜索・救助活動が続けられている。
災害の数カ月前、ネパール当局は中国側に対し、氷河の動きや雪崩のリスクなど異常事象に関する情報を、より多く共有するよう求めていた。ネパールの警報システムがどのように機能不全に陥ったのか、また、なぜ当局が国境をまたぐデータ共有の拡充を求めているのかについて、記者が解説する。
サウラブ・シャルマ記者
「中国とネパールはこの1年、気象データの共有について繰り返し協議を続けてきた。ある会合で、ネパール側の当局者は中国に対し、より多くのデータ共有を求めた。氷河や雪崩のリスク、大雨に関し、警告を出せるようにすることが目的だった。ネパールは、氷河湖で起きている異常事象や活動、雪崩の動きに関するデータを求めており、現在もその必要性を訴えている。
ネパール側は複数の地点にセンサーを設置していたが、全て流された。そのため早期警報システムが作動せず、警報発令に遅れが生じた。中国側の対応について、詳細は分からない。大使館のサイトでは、中国はネパールと定期的にデータを共有していると主張している。今回の洪水やデータ共有について、双方とも互いを非難していない。その点は明確にしておきたい」
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