Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/be6ae6d51fbe66782181c096cc3b121d9d3083c1
◇インドと中国でも洪水への不安…ネパールには被害復旧の余力なし ネパール大洪水が発生したヒマラヤ山脈でも、さらなる被害が懸念されている。国際学術誌「Journal of Hydrology」によると、ヒンドゥークシュ、カラコルム、ヒマラヤ地域にある氷河湖は、2000年から2022年までの間に325カ所増えた。同じ期間に、氷河湖の総面積は72.58平方キロメートル拡大した。ネパールをはじめ、インドや中国などで新たな洪水が発生する可能性が高いということだ。 危険が予想されているものの、これらの国々の防災対策は十分とはいえない。各国政府は衛星監視や水文センサーを活用して早期警報システムを構築しているが、崩壊の速度と規模に対応するには、既存の防災インフラがあまりにも不足しているとUPIは指摘した。 大規模な被害を受けたネパールも、自力での復旧に苦慮している。ネパール政府が推計した洪水の被害額は、同国の国内総生産(GDP)の10分の1に相当する50億ドル(約8000億円)に上る。しかし、ネパールではすでに公的債務がGDPの半分に達しているうえ、海外からの支援も不足しており、政府には復旧費用を負担する余力がないと、ニューヨーク・タイムズ(NYT)が伝えた。同日時点でネパールと中国の当局が集計した死者は累計1066人、行方不明者は4946人となっている。

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