Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/f9be9a8faed6daa441f5ebe369e16222ef48a2a7
ネパールと中国の国境地帯を襲った激しい土石流。被災地の一つ、ネパール中部ヌワコット郡の町ビドゥールに30日、記者が入った。崩落した氷河から直線で50キロ以上離れているが、橋や建物は破壊され、町は大量の土砂に埋まっていた。 【動画あり】ネパール土石流の被災地の現状を記者が現地リポート。土砂に埋まった町、壊滅したマーケット、ごった返す避難所、家族を捜す人たちを動画で伝える ビドゥールは中国チベット自治区との国境付近を流れるボテコシ川の下流に位置する。普段であれば、国境沿いの人たちも買い出しに訪れて活気のある谷間の町だった。 だが、取材で訪れると、中心部にあった二つの橋は流失。川沿いに立ち並んでいた商業施設や飲食店など数百棟の建物の多くが流されるか、1階まで土砂に埋まっていた。 住民のバルバドル・ガレさん(69)は26日朝、警察官の「逃げろ」との叫びを聞き、家族と高台へ走った。 「夜なら気づかず、みんな死んでいただろう」 取材した30日は、普段は自宅から見えないはずの川が、茶色く濁って流れているのが自宅から見えていた。「増水を知らせる仕組みがなければ、安心して暮らせない」と訴えた。 道路が寸断され、対岸や上流との行き来は難しい。軍のヘリコプターが上空を行き交い、孤立した地域へ人や物資を運んでいた。捜索・救助活動は続いているが、被害の全容はなお見通せない。(ビドゥール=鈴木暁子)
朝日新聞社

0 件のコメント:
コメントを投稿