Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/54ce4c9a1d336e8382b1907af1bc999266d1667b
ネパールと中国チベット自治区周辺で発生した大規模な土石流災害で、離ればなれになっていた親子が再会した。ロイターは、家族と連絡が取れないまま病院に搬送されたガレくんと、息子2人を探し回っていた母親を取材した。 北部ラスワ郡に土石流が到達した時、ゾヤル・ガレくん(8)と弟は学校にいた。母親のマティ・マヤ・タマンさんは自宅におり、息子たちを探すため学校へ向かおうとした。だが、周辺の景色は一変し、校舎も破壊されていたという。 マティ・マヤ・タマンさん 「子どもたちがいなくなり、希望を完全に失い、深い悲しみを感じていた。感情を抑えることができず、生きている意味があるのかとさえ思った」 息子のガレくんは近くの森へ逃げ込み、木に登って難を逃れた。脚を骨折し、顔には切り傷を負った。 ロイターは、家族と連絡が取れないまま近隣の病院に搬送されたガレくんを取材。子ども2人を探し回り、手がかりを得られないままでいた母タマンさんは翌日、ガレくんを取材していたロイター記者の連絡先を入手した。記者はガレくんが生きており、治療のためカトマンズの病院へ移送されたことを伝えた。タマンさんは、この情報をほとんど信じられなかったという。 「具合はどう」という母親の問いかけに、ガレくんは「大丈夫」と答えた。ガレくんの弟も生きていた。「早く息子のところへ行き、抱きしめて顔を見たいと、そればかり考えている」 ネパールと中国チベット自治区では、30日時点で、死者が800人近くに達し、3000人以上が行方不明となっている。 ユニセフは、カトマンズ北部で1万7000人以上の子どもが影響を受けたと推定。ネパール政府と連携し、家族とはぐれた子どもたちの支援を進めている。
0 件のコメント:
コメントを投稿