Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/27033419daa6147c16b4f75b6a45802c610cf780
惨事発生から4日目となり、人的被害は増え続けている。30日、ネパールと中国当局の集計を総合すると、ネパールで788人、中国チベット自治区吉隆県で16人が死亡し、死者は少なくとも804人となった。行方不明者はネパール2502人、中国546人の計3048人だ。特にネパールの水力発電所11カ所以上で労働者少なくとも933人が行方不明となり、韓国人9人とも引き続き連絡が途絶えたままだ。 救助の焦点はラスワ地域の水力発電所のトンネルに合わせられている。ネパール当局は中部バグマティ州ヌワコット・トリブバン・トリシュリの3A・3B発電所を中心に100人以上が孤立している可能性を調べている。最大350人が閉じ込められている可能性があるとの情報も入っている。この日、救助隊はトンネルに穴を開けた後、ロープを伝って内部への進入に成功した。ただ、豪雨でトリシュリ川の水位が上昇し、作業が一時中断されるなど、さらなる氾濫の危険も続いている。 ネパールは軍・警察など約1万5000人を投入し、インドと中国はそれぞれトンネル専門救助隊11人と9人を派遣した。米国・カナダ・欧州連合(EU)・英国なども緊急資金支援を約束した。韓国政府も迅速対応チームを現地に派遣し、韓国人行方不明者の捜索を支援している。 ネパール当局は遺体安置施設が飽和状態になると、身元不明の遺体96体を仮埋葬したのに続き、約100体を追加で埋葬している。政府はDNA検査装置や遺体冷凍保管施設などの支援を国際社会に要請した。 凄惨な現場の中でも生還の知らせは続いている。ガーディアンなどの海外メディアは、惨事の直撃を受けたトリシュリ中学校で生徒900人の命を救った校長の英雄的な行動を伝えた。ラジェンドラ・ダワディ校長は当時、洪水警報を受けて生徒約900人を高台に避難させたとし、「10分遅れていたら、生徒たちも私も生き残れなかっただろう」と話した。水力発電所でも泥をかき分けて自力で脱出した人を含め、労働者279人が救助または生還したという。

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