Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/dc784c6c706c807b3eb92a9d5a68610cfcdd96c8
Sahana Bajracharya Saurabh Sharma Navesh Chitrakar [カトマンズ/北京 2日 ロイター] - ネパールと中国チベット自治区に甚大な被害をもたらした土石流は、2日で発生から1週間となった。ネパールでは、死者少なくとも1114人、行方不明者は約4000人に上るが、時間の経過とともに生存者発見の望みは薄れつつある。 ネパールのシャハ首相は1日夜の交流サイト(SNS)への投稿で、重点は捜索・救助・救援活動から生活再建と復興へと移ると説明。「被災地の人々の命を守り、必要な医療や心理カウンセリングの提供に努めつつ、生活再建に注力している」と述べた。 ネパール側では、インド、中国、米国の専門救助隊が参加し、水力発電施設のトンネルに閉じ込められている人々の救出活動が続いている。現地からこれまでに279人が救出されたが、トンネルに閉じ込められている人も含めて少なくとも639人がなお不明となっている。当局によると、水力発電所の建屋には人が滞在できる空間や部屋があり、救助隊はそこへの到達と生存者の捜索を試みている。ネパール電力公社(NEA)の幹部はロイターに対し、「建屋の中には水や食料が備蓄されており、(災害発生から)1週間経っても生きていると強く確信している」と語った。 ネパールには隣国のインドと中国をはじめ、諸外国が捜索支援のチームを派遣したり救援物資を提供している。シャハ首相は、外国の支援を受けて、通信や電力供給、ベイリー橋を通じた交通網の復旧を進めており、被災地では1日までに通信サービスの95%が復旧したと述べた。 <チベットの被災地につながる道路復旧> 中国側の被害状況は、当局の発表で8月30日以来、死者16人、行方不明者546人のままとなっている。 ネパール側の国境検問所に通じる唯一の道路が全面再開し、初めて重機を被災地の中心部に到達させることができるようになった。今後、被害者が増える可能性があある。 中国外務省は2日、救助・救援活動を支援するため、さらに多くのDNA鑑定専門家と、ベイリー橋(組立式仮設橋)、遺体安置用冷蔵庫、通信機器などの緊急物資をネパールに派遣すると発表した。

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